歴史も、文化も、まちの数字も。公に公表されている情報だけを集めました。一緒に学んでもっと金沢を好きになる、そんなお手伝い。
※出典:金沢市オープンデータ「市史年表 金沢の百年」、金沢市「金沢の歴史(通史)」ほか。日付がはっきりしている出来事だけを「きょう」として紹介しています。毎朝、自動で切りかわります。
都市像と理念・市政の背骨
基本データと歴史
教育にも税金にも出てくる謎の言葉
他の市と、ここが違う
毎日10問!めざせ百万石の主
予算と使い道
あなたの手取りは
税金の使われ方を実感する
まちの財布と、私たちの財布
現金+公費の総額
市長・議員・職員、いくら?
その施設、税金いくら?利用は?
100年市営やったのに?
百万石まつり/金沢マラソン
なにが変わった
申請しないと、もらえない
毎日のニュース
進行中の議論・問題
地震・液状化・支援制度
金沢は安全なまち?
学校といじめ
実態を数字で見る
約束、どこまで進んだ?
あの事業、今どこまで進んでる?
だれが何を話したか
誰が賛成?なぜ反対?
半分の市民が選んでいない
38人、誰がどう投票した?
市議って、何してるん?
収支報告書、ぜんぶ読む
国が守らないなら、自分で守る
市の公式文書に残る、生の声
観光客は満足、市民は?
蛇口の裏の、見えない時限爆弾
燃やして、埋めて、あと何年?
3人に1人が高齢者になる日
保険料は、どこへ行くのか
バスとまちの400年戦争
片町に行かなくなった、あなたへ
5年で550棟、消えたまちなみ
ブランドは絶滅寸前から生まれた
世界の寿司は、金沢が回してる
日本一の王朝が、金沢にある
加賀野菜・金沢カレー・郷土料理
工芸・芸能・百万石の実力
起源と、その変わりかた
金沢をつくった殿さまたち
総理2人、世界のZEN、Perfumeの音
金沢人のアイデンティティ
きんかんなまなま、言えるけ?
焼けて口開くハマグリ坂
祈りでできた都市計画
市の木・市章・市の歌
三つそろって一人前
市公式「眺望点」15箇所のまち
アニメが祭りを生んだ湯
42年越しの一本、全部盛り
焼けなかったまちの7つの握手
路面電車と、北陸の宝塚
足の下は、遺跡だらけ
金箔99%、塩はビリ
新幹線、大阪はいつ?
今日も救急車は68回走る
市政は1年でこう動く
知らんでええけど、税金は動いとる
用事から逆引き
権利と補助金・助成金
実は、宝の山や
むずかしい言葉をやさしく
このサイトの宿題
中立のやくそく
※このコーナーは手動更新です(最終更新:2026年7月12日)。毎日の自動更新は準備中です。
令和6年(2024年)1月1日。金沢市の震度は5強でした。
※出典:日本経済新聞(村山市長発表・2024年11月18日)、金沢市公表資料、さくら事務所「緊急調査からの提言」。
金沢市が市民モニターに毎年行っている「eモニター」調査。令和7年の防災意識アンケート(回答205人)は、能登半島地震の課題検証の指標になる調査と明記されています。あの地震を経験した翌年度の調査——数字が示す「備えの現在地」がこれです。
※出典:金沢市eモニター制度「防災意識についてのアンケート」(令和7年7月実施・対象250人・回答205人・回答率82.0%、市民協働推進課公表)。
※出典:金沢市「被災宅地等復旧費補助金交付制度」、石川県「被災者支援ナビ」、総務省「生活支援窓口案内」。制度は変わることがあります。必ず市に確認してください。
※出典:金沢市「令和8年度当初予算資料」「中期財政計画」。
毎年冬、金沢市民が思うこと。答えは、市の資料に書いてあります。
地域除排雪活動費補助制度。町会が業者に除排雪を頼むと、市が4分の3を出します。
※出典:金沢市「道路等の雪対策について」「地域除排雪活動費補助制度」「除雪路線についてのよくある質問」、北國新聞。補助制度の内容は年度によって変わります。必ず市に確認してください。
出典:金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」P188-189・第8款土木費/道路維持費(令和7年12月定例月議会で認定)、「令和6年度主要施策の成果説明書」P157・克雪対策事業
出典:金沢市土木局道路管理課「除雪関係費の予算と執行」(令和8年8月6日・情報提供。除雪・消雪関係の当初予算及び決算額調 令和3〜7年度・「除排雪費」の当初予算と決算〈円〉。決算÷当初の倍率は当サイト算出)、同「固定費対象除雪機械の取扱いについて」(対象3機種・担当路線距離別の登録台数上限〈0km超〜10km未満1台〜40〜50km5台〉・固定費対象期間12/21〜3/5の75日間・支払金額の算定方法。「待機補償の額が分かる資料」は不存在と回答)。この資料の令和6年度・除排雪費15.79億円は、上の決算事項別明細書ベース15.81億円と集計範囲の差でほぼ一致します。
石川県に被害を及ぼした地震は過去に13回。そのうち8回で液状化と思われる現象が確認されています。
※出典:国土交通省北陸地方整備局「石川県の液状化ハザードマップ」、さくら事務所「緊急調査からの提言」。
令和6(2024)年1月1日の能登半島地震。県が更新し続けてきた被害報(第230報・令和8年6月30日現在)に、金沢市の被害がほぼ確定値として記録されています。
出典:石川県危機管理監室「令和6年能登半島地震による人的・建物被害の状況について(第230報)」(令和8年6月30日14時現在。金沢市=死者1人〈災害関連死〉・重傷9人・軽傷10人・住家被害は全壊32棟・半壊253棟・一部破損20,382棟の計20,667棟・非住家〈半壊以上〉195棟)。総住宅数は総務省・令和5年住宅・土地統計調査。震度は気象庁発表(金沢市で震度5強)。森本・富樫断層帯の想定は金沢市地震ハザードマップより。数値は今後の調査で変わる場合があります。
では、あの地震のあと、家の耐震化はどれだけ進んだのか。市が毎年公表する「住宅耐震化緊急促進アクションプログラム」に、12年分の実績と市の自己評価が載っています。
出典:金沢市「住宅耐震化緊急促進アクションプログラム2026」(令和8年4月、建築指導課。2014〜2025年度の補助実績表〈改修計293件・診断計421件は表の合計〉・2026年度目標〈診断55件・改修40件・除却5件〉・自己評価と改善策は本文の記載)。第4次金沢市建築物耐震改修促進計画も令和8年4月公表。旧耐震基準=昭和56年5月31日以前の建築。
次期障害者計画の策定に向けた市の意識調査(回答193人)。「助けたい」気持ちと、仕組みの認知の間に大きな溝がありました。
出典:金沢市eモニター制度「障害福祉に関するアンケート」(令和7年10〜11月実施・対象250人・回答193人・回答率77.2%、次期ノーマライゼーションプラン金沢策定のための調査)。支援したい58.6%は「積極的に」17.1%+「できるだけ」41.5%の合計。
金沢の災害リスクは地震だけではありません。市は11の河川の氾濫を想定した水害ハザードマップ(豪雨時の安全避難ガイド)を作り、全戸に配布しています(2024年5月更新)。
出典:金沢市河川水防課「水害ハザードマップ アプリ版、地区別PDF版」(2024年5月更新・アプリ版2024年6月開始・英語版あり)、同「よくある質問」(対象11河川=手取川・犀川・浅野川・伏見川・高橋川・安原川・森下川・金腐川・大野川・河北潟・津幡川、県の浸水想定区域図が基礎、全戸配布済み)、日本都市計画家協会「逃げ地図」金沢市長町地区の事例報告(2008年浅野川豪雨の実績・想定最大規模での長町の浸水予測・垂直避難の考え方)。ご自身の場所の想定は必ず市公式マップ本体でご確認ください。
被災地は能登。でも隣の金沢市も、復旧と被災者支援に多額を投じました。情報公開で得た決算資料(成果説明書)から、その実額を並べます。報道されない「数字の被害」です。
出典:金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」P85・P155・P226-227・災害復旧の部(情報公開請求で入手・当サイト転記)
本会議も委員会も傍聴自由。インターネット中継もあります。
当サイトが情報公開の手続きで入手した、実施要領・チラシ・議会だよりの約10年分一式から。市議会が夏休みに開く親子向けイベントで、議場見学・議員への質問体験などを行います(小学5〜6年生と保護者・年1回・約3時間)。参加の推移がこちら。
出典:金沢市議会「子ども議会教室 実施要領」(平成29年度〜令和8年度)、募集チラシ、かなざわ市議会だより(No.276・280・285・289・293・297・302・306・310)、議会事務局の記者提供資料(令和2年7月27日)。開示請求に対する提供資料一式(2026年7月受領)。
会派(考えの近い議員のグループ)とは別に、所属政党で数えるとこうなります(金沢市議会「議会ガイドブック令和8年度版」・令和8年4月8日現在)。
※出典:金沢市議会「議員名簿(会派等別)」「議会ガイドブック令和8年度版」(第9版・令和8年4月発行)。会派の人数は変わることがあります。評価はせず、公表された数字をそのまま並べています。
特別委員会は、その年に特に議論したいテーマのために置かれます。
このカードは「まちの財布」——金沢市の予算がどこから来てどこへ行くかを解剖します。「私たち市民の財布」(家計・給料・貯蓄のリアル)は、姉妹カードの金沢の家計簿でどうぞ。
先に答えを。令和6年度の決算は、一般会計が歳入2,186.2億円−歳出2,101.5億円で、実質収支50.8億円の黒字。特別会計も11.0億円の黒字でした。帳簿の上で、金沢市は赤字ではありません。
出典:金沢市「令和6年度決算」(会計課・令和7年12月定例月議会で認定)、同・事項別明細書。
2,000億円と言われてもピンとこない。だから市の予算ぜんぶを1万円だと思ってください。その使いみちは、こうなっています(令和8年度当初予算の構成比で計算)。
※出典:金沢市「令和8年度当初予算概要」の款別表(骨格予算)の構成比から計算。市の公式サイトにも、「市税1万円の使いみち」(納めた市税だけを1万円に換算した版)が載っています。あわせてどうぞ。
※出典:総務省「ふるさと納税に関する現況調査」(2025年7月公表・受入額)、金沢市公式サイト(返礼品・使いみち)、ふるさと納税ポータル各社の金沢市ページ。
まず前提から——金沢市には借金(市債)があります。残高は約2,078億円(中期財政計画・令和7年度版)、市民ひとり当たり約46万円。年収400万円の家庭にたとえると、約398万円のローンを抱えている計算です。この金額だけ聞くと不安になりますが、大事なのは収入に対して重いかどうか。国は全自治体に共通の「健康診断」(健全化判断比率)を義務づけていて、金沢の結果も公表されています。
※出典:金沢市財政課「健全化判断比率及び資金不足比率(令和6年度決算)」、金沢市「中期財政計画(令和7年度版)」。「財政状況資料集」(総務省の全国共通フォーマット・市公式サイトで公開)を使えば、他の自治体と同じ形式で比べることもできます。
年間の数字はデカすぎてピンとこない。ぜんぶ365で割ってみました(単純計算)。
※すべて本サイト内の出典つき年間数値を365日で割った単純計算です。
市民みんなの税金などでまかなわれています。
これは市民ひとり当たり、およそ 46万円 ぶん。人口約45.4万人(454,025人・令和7年9月1日)で割った金額です。
※一般会計・令和8年度の実質当初予算(骨格2,078億+6月肉付け13.1億=2,091億円、前年当初比2.1%増)。特別・企業会計を含む全会計は3,753億円。出典:金沢市「予算概要」「6月定例月議会説明資料」。
市の予算は、4月に決まって終わりではありません。市民の多くが知らないうちに、議会で補正され、増減していきます。下は令和8年度(2026年度)の実際の動きです。
※出典:金沢市「令和8年度(2026年度)市議会6月定例月議会説明資料」および同(その2)。
いちばん大きいのは、みんなが納める市税(全体の約44%)。のこりは国や県からのお金や、借金(市債)です。
固定資産税の納税通知書をよく見ると、「都市計画税」という欄があります。使いみちがあらかじめ決まっている税金(目的税)で、対象になる人とならない人がいます。
出典:金沢市資産税課「都市計画税について」「税額算定のあらまし」(市公式サイト・令和8年度時点)、金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」(都市計画税収入済額6,905,427,241円・市税収入済額85,876,201,670円=比率8.0%を当サイトで検算)、総務省「都市計画税」(制度解説)。
金沢市は毎年「市税のしおり」という冊子を出しています。そこには、このサイトの手取りシミュレーターの元になる、税率や計算のルールが全部載っています。市の公式版と突き合わせてみました。
出典:金沢市「令和7年度 市税のしおり」第1章・第2章(総務局納税課)。税率・計算例・住宅用地特例・配偶者控除の壁はいずれも同書より。手取りシミュレーターの前提と一致することを確認しています。
各項目をタップすると、その中身がわかります。
お金の大きさを面積で表しました。福祉の大きさが一目でわかります。
※実質当初予算2,091億円ベース。8つの費目は予算概要の款別表(骨格予算2,078億円)の額、「その他」は実質総額との差し引き78億円(議会費9億・農林水産業費33億・災害復旧費10億・肉付け補正13.1億円などを含む)。出典:金沢市「令和8年度当初予算概要」
同じお金でも、「絶対必要な固定費」と「選べるお金」があります。
市が所有する建物は914施設、延床面積約173万㎡。市民1人あたり3.26㎡(中核市平均3.30㎡とほぼ同じ)。
※出典:金沢市「公共施設等総合管理計画」(令和5年9月改訂)。施設の現況は2022年3月末時点。
分厚い予算書は、市民が見たら2秒で閉じます。でも前の年と大きく変わった項目だけ見れば、市がその年「何に力を入れたか・何をやめたか」が分かります。一次資料から、令和8年度で特に動いた5つを抜き出しました。
※出典:金沢市「予算概要 令和8年度当初予算・令和7年度補正予算」「令和8年度6月定例月議会説明資料」(市公式サイトで全文公開の一次資料)。各費目の増減額・理由は原資料の記載に基づきます。
人口約45.4万人(454,025人・令和7年9月1日現在)を、3つの年代にわけて見てみます。
国の統計(令和4〔2022〕年度・1人あたり国民医療費・全国)で見ると、年代で大きく変わります。
医療費を中身べつに見ると、「その他」でごまかさず、何にお金がかかっているかが見えます。
※出典:厚生労働省「令和4(2022)年度 国民医療費の概況」「健康寿命の令和4年値」。金額は全国平均で、金沢市の実額とは異なる場合があります。
ニュースでよく聞く「平均年収」は、一部の高収入の人が引き上げるため、実感より高く出ます。「まんなかの人」=中央値で見るのが実態に近いです。
実際の分布は低いほうに大きく偏っています。
※出典:国税庁「民間給与実態統計調査」(令和6年分)、中央値は各種統計による推計。全国の数字で、金沢市のみの分布とは異なる場合があります。金沢市の所得階級別実数は総務省「市町村税課税状況等の調」で公開されています。
このカードで見てきた予算(一般会計・約2,091億円)は、実はまちの財布の1つ目にすぎません。金沢市にはほかに、特別会計(令和6年度は9会計・歳出合計約960億円)と、水道・下水道・病院などの企業会計があります。
出典:金沢市「令和6年度決算」(一般会計・特別会計、令和7年12月定例月議会で認定)、同・事項別明細書の繰出金・負担金・繰入金各項、金沢市中央卸売市場事業特別会計決算書・金沢市公設花き地方卸売市場事業特別会計決算書(いずれも令和6年度)。
出典:金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」(令和7年12月定例月議会で認定)
サイトのあちこちに「滞納」の数字(不納欠損1億円・収入未済13.1億円など)が出てきます。では、実際に市税を滞納すると、市民の身には何が起きるのか。市の公式資料で、その流れを追いました。
出典:金沢市「令和7年度 市税のしおり」第3章(市税の納付など)P29・P31。延滞金率・相談窓口・猶予の要件はいずれも同書より。
実は、役所の一般会計の帳簿は明治以来ずっと「現金主義・単式簿記」——今日いくら入り、いくら出たかを記録するお小遣い帳の形式です。会社が使う「発生主義・複式簿記」(お金の動きと同時に、資産と借金がどう変わったかを両面で記録する方式)とは別物。ここには、市民が知っておく価値のある論点があります。
当サイトが金沢市の「一般会計等財務書類4表」(令和7年3月31日現在・市財政課が公表)を実際に開いて読んだ数字です。おそらく、ほとんどの市民が見たことのないまちの「財産目録」。
出典:金沢市「一般会計等財務書類4表」(令和6年度決算・令和7年3月31日現在・財政課公表PDF)。資産合計800,976,975千円・負債合計233,546,549千円・純資産567,430,426千円(貸借一致を検算済み)。減価償却率66.1%は償却対象の有形固定資産(事業用・インフラの建物/工作物・物品、取得価額計8,447億円)に対する償却累計(5,580億円)の割合として当サイトが算出。減価償却費17,737,846千円、公共施設等整備費支出15,755,784千円(資金収支計算書)。1人あたりは人口454,025人(令和7年9月1日)で除した概算。
出典:総務省「統一的な基準による地方公会計の整備促進」(平成27年度〜・全自治体に財務書類の作成を要請)、東京都会計管理局(新公会計制度・平成18年度導入)、地方公営企業法(企業会計の複式簿記)。制度の一般的な解説であり、特定の立場の主張ではありません。
予算に載るのは原則「その年度に使うお金」だけ。でも市は、翌年度以降に払うお金を、今年のうちに約束できます。それが債務負担行為——予算書の「第3表」にひっそり並ぶ、もう1つの約束のリストです。
出典:金沢市「令和8年度当初 議案書」議案第58号・一般会計予算「第3表 債務負担行為」(金額の定めがある21件と指定管理料を転記。21件の合算132億5,630万円は当サイトの計算)、同議案第67号・第68号・第70号・第71号(水道・工業用水道・中央卸売市場・下水道の各特別会計予算の債務負担行為。全会計の合算160億7,118万円は当サイトの計算)、金沢市「令和8年度予算概要」。地方自治法第214条・第215条(債務負担行為は予算の内容の一部)、地方公共団体の財政の健全化に関する法律(将来負担比率の算定)。将来負担比率20.7%は市公表の令和6年度決算・健全化判断比率。
上で読んだ資産8,010億円は「市役所本体(一般会計等)」の数字。金沢市の財務書類には範囲を広げた全体版と連結版があり、市が設立した財団・会社まで含めた姿は、連結版で初めて見えます。
出典:金沢市財政課「全体財務書類4表」「連結財務書類4表」(いずれも令和6年度決算・令和7年3月31日現在)。全体=資産1,132,534,912千円・負債464,095,879千円・純資産668,439,033千円、連結=資産1,146,677,445千円・負債470,438,053千円・純資産676,239,392千円(各表とも資産=負債+純資産の貸借一致を当サイトで検算)。団体名と予算額は金沢市「令和8年度予算概要」から転記。健康福祉財団の実数は(公財)金沢健康福祉財団「法人の経営状況の報告」(議会報告・令和4〜6年度決算。事業費+管理費945,840→889,956→913,589千円・教室等参加者10,498→16,257人・急病診療5,566→8,847人は当サイトで検算)。指定管理料・運営補助と監査結果は金沢市監査委員「財政援助団体等監査結果報告」(金沢市監査公表第20号・令和7年12月11日。芸術創造財団=指定管理1,046,504千円・運営事業補助180,116千円・市出資100%、芸術文化ホール共同事業体203,779千円、健康福祉財団=指定管理179,960千円・運営補助26,910千円・市出資70%、金沢スタジアム共同事業体89,989千円、4団体「適正」と2団体への「記述を省略した」の付記はすべて同報告より)。連結対象団体の一覧は4表PDFには記載がなく、各団体の個別の決算は各団体の公表資料によります。
金沢市は、市税の税率や控除が戦後どう変わってきたかを一覧にした「変遷」の資料を持っています。それを開くと、いまの税率の多くが、驚くほど昔に決まったまま動いていないことがわかります。
出典:金沢市総務局納税課「市税・税率の変遷」(昭和25年度〜令和7年度)。固定資産税率は同表の昭和25年度欄1.6/100→昭和29年度1.5/100→昭和30年度1.4/100の記載により、金沢市「固定資産税・都市計画税」(市公式サイト・令和8年度時点1.4%・0.3%)と一致することを当サイトで確認。入湯税は同変遷表の昭和46年度40円・昭和50年度100円・昭和53年度150円の記載による。「約70年」「約48年」は令和8年度(2026年)を基準に当サイトが算出した概数で、変遷表そのものに記載された年数ではありません。
変遷表をさかのぼると、いまはもうない税金がいくつも並んでいます。時代が税金の形を決めてきた、その痕跡です。
出典:金沢市総務局納税課「市税・税率の変遷」(昭和25年度〜)。自転車税・荷車税の税額は昭和25年度欄、軽自動車税への移行は昭和33年度欄、電気税(10/100)・ガス税・木材引取税の廃止は平成元年度欄(いずれも「元.4.1廃止」)の記載による。消費税の平成元年4月1日施行は一般的事実。
いまの個人市民税の所得割は一律6%(県民税4%と合わせて10%)。でも昔は、所得が多い人ほど税率が上がる刻みの多い累進でした。
出典:金沢市総務局納税課「市税・税率の変遷」「個人市民税 控除・税率等の変遷」(昭和58年度以前〜令和7年度)。所得割の累進税率は昭和30年代欄(課税標準額に応じ2〜14%の多段階)、平成19年度の6%比例税率化・定率減税廃止、均等割の推移(昭和25年度600円・昭和51年度1,200円・平成26年度3,500円・令和6年度3,000円+森林環境税1,000円)はいずれも同資料の各年度欄による。三位一体改革・税源移譲は一般的事実。
令和6年度、住民税から1人1万円が引かれる定額減税が話題になりました。実はこの「定額でいくら引く」型の減税は、久しぶりの登場でした。
出典:金沢市総務局納税課「市税・税率の変遷」「個人市民税 控除・税率等の変遷」。平成6年度の特別減税(所得割20%・上限20万円)、平成10年度の定額減税(本人17,000円・控除対象配偶者と扶養親族1人につき8,500円)、平成11年度の定率減税(15%・上限4万円)、平成18年度の定率減税半減・平成19年度廃止、令和6年度の定額減税(本人1万円+控除対象配偶者・扶養親族1人につき1万円)は、いずれも同資料の各年度欄による。「26年ぶり」は平成10年度と令和6年度の差として当サイトが算出。
税金の中身だけでなく、それをあつかう市役所の組織も、この70年で大きく変わってきました。組織図の変遷は、市の仕事量とやり方の変化そのものです。
出典:金沢市「税務機構の変遷(昭和27年以降)」(総務局。昭和27年6月の徴税課、以降の市民税課・資産税課・収税課/納税課への分化、令和7年4月の組織を各欄より)。税務職員数は金沢市「市税概要(令和7年度版)」による。
令和7年度の個人市民税を見ると、給料ではなく株や不動産を売った利益が、前の年から一気にふくらんでいます。市民税の所得割が伸びた「正体」がここに出ています。
出典:金沢市「市税概要(令和7年度版)」個人市民税所得金額・控除金額調(P29)・所得者種類別所得割額調(P31)・課税標準段階別所得割額調(P32)。いずれも令和7年7月1日現在。1人あたり約3,513万円は所得金額182,574,368千円÷5,197人を当サイトで計算した概数です。
市税の統計は、まちの経済の「いま」をそのまま映します。土地の値段、家の建てかえ、会社のもうけ——3つの数字を並べてみます。
出典:金沢市「市税概要(令和7年度版)」基準地価格等調(P46・宅地1,000㎡当たり)・家屋の新増築状況調/とりこわし状況調(P50・令和7年度)・法人税割額及び法人数調(P38・令和6年度)。「約4.7分の1」は3,710,000円÷784,000円、54.7%は9,827÷17,968を当サイトで計算した概数です。
税は「納めてもらう」だけでなく、「集めにいく」現場があります。差し押さえ、公売、延滞金——ふだん見えない側の数字です。
出典:金沢市「市税概要(令和7年度版)」滞納処分状況等調・公売状況等調(P70)・延滞金収入額調(P67)・納付方法別収納状況調(P76)。差押え・スマホ納付・延滞金は令和6年度、公売は令和5年度。「約2.64倍」は318,874千円÷120,751千円を当サイトで計算した概数です。
市税概要には、思わず二度見する数字も並んでいます。いくつか拾ってみます。
出典:金沢市「市税概要(令和7年度版)」市たばこ税(P64)・宿泊税の納期内納入率は市税収入状況調(P68)・税務職員年齢別人員調(P85)・特殊勤務手当調(P86)・納税協力会(P73)。たばこ・宿泊・納税協力会は令和6年度、職員は令和7年4月1日現在。1日あたりの本数・泊数は年間を365で割った概数です。宿泊の総数(467万泊)は「どうでもいい金沢」カードにも載せています。
金沢は全国の中核市(62市)のひとつです。令和6年度の決算で、税の集めかたを他市と並べると、ある1点で全国上位に立った年でした。
出典:金沢市「市税概要(令和7年度版)」中核市の税務関係調(P87-88・令和6年度決算・中核市62市が対象)。滞納繰越分収入率の順位は、当サイトが62市の数値を並べて確認しました(1位 高槻54.07%・3位 長野44.24%)。
億とか兆とか言われても、ピンときません。だから1人あたり、1個あたりに割ってみました。数字から金沢市について考えてみます。
📌 大事なおことわり:金沢市だけの数字と、全国の数字が混ざらないよう、それぞれに印をつけています。金沢=金沢市の実数 全国=全国の数字(金沢の実額とは異なる場合があります)
金沢市の令和8年度予算(実質約2,091億円)を、市民ひとり当たりに割り算してみました。金沢市の人口454,025人で割った、ざっくりの目安です。「税金って何に消えてるん?」の答えがここにあります。
※出典:金沢市「令和8年度当初予算概要」の款別表(骨格予算2,078億円ベース・肉付け補正13.1億円は含まず)。人口は金沢市推計人口(454,025人・令和7年9月1日現在・国勢調査ベース)。単純な割り算の目安で、実際は国・県の補助金なども含まれます。
保育所の費用は、保護者だけが払っているわけではありません。
※出典:こども家庭庁「保育所関係資料」。月額運営費は府中市・大田区の公表資料による他都市の例で、金沢市の実額ではありません。
教育は「費用」ではなく「未来への投資」です。まちが子ども1人に、どれだけかけているか。
※金沢市「予算概要」の教育費と、児童生徒数から算出した概算です。
※出典:金沢市「環境・3Rが楽しくわかる本」(金沢市リサイクル推進課・平成27年3月発行の第2版)。家庭ごみ年間約11万トン、処理費用年約50億円という同書記載の数字から算出した概算で、約10年前の冊子の値です。最新の実額(令和6年度・処理費の4本柱36.0億円など)は「金沢のゴミ」のカードへ。
人ひとりが生涯に払う税金と、国がその人に使うお金。どちらが多いか。それだけです。
※公的統計にもとづく試算で、国の公式の数字ではありません。出典:財務省「国民負担率」「一般会計予算」、労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計2024」、厚生労働省「国民医療費」、こども家庭庁。
上の「国との収支」の計算が数えているのは、政府とのお金のやりとりだけです。人が働いて生み出す価値は、この計算には入っていません。
※出典:労働政策研究・研修機構(JILPT)「ユースフル労働統計2024」。
※出典:厚生労働省「令和4(2022)年度 国民医療費の概況」、金沢市「予算のあらまし」。医療費は全国平均です。
「毎年返してるのに、減ってないのでは?」——その感覚は、半分正しくて、半分違います。市の公式計画で確かめました。
金沢の借金は、中核市平均の約1.6倍。理由は、市の資料から読み取れます。
返しながら、同時に新しく借りているからです。
市は「長期財政フレーム」で30年間の試算を公表しています。
※出典:金沢市「中期財政計画(令和7年度版)」「財政運営に関する長期試算(長期財政フレーム)」。中核市平均は令和6年度決算平均値。なお市債残高は、算定の時点・基準(当初予算ベースか決算ベースか等)によって数十億円程度の幅があります。
まず大前提。公共施設はほとんどが、構造的に「赤字」で回っています。利用料収入より運営費のほうが高く、その差を税金(指定管理料・補助金)で埋める——プールも体育館も、最初からそういう設計です。だから「赤字だ」は、それだけではツッコミになりません。
見るべき物差しは2つ。①税金 ÷ 利用者数(ひとりあたり税金)と、②そもそも、この施設は今も要るのか。この目で、金沢の主な施設をならべてみます。(数字は令和6年度/2024年度ベース。すべて公表資料から)
金沢は美術館・博物館・図書館の数がとにかく多い街です。情報公開で得た決算資料から、その「使われ方」を数字で見ます。
出典:金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」P209-219(情報公開請求で入手・当サイト転記)
2024年2月開業。北陸初のJリーグ規格フットボール専用スタジアム(愛称:金沢ゴーゴーカレースタジアム)。市が所有し、ツエーゲン金沢のホームです。新しいハコモノが「お金とどう付き合うか」の教科書みたいな事例です。
※出典:金沢市スポーツ振興課、金沢スタジアム公式、報道・市議会資料。
「なぜ金沢はこんなにハコモノを持っているのか」——その答えは、建てられた時代にあります。過去・現在・未来で見ると、ハコモノ問題の正体が見えてきます。
上の「更新費1.7倍」の試算——その年度別の内訳(2023〜2082年度・60年分)を、当サイトが情報公開の手続きで総務課から提供を受けました。総合管理計画のグラフの、元の数字です。
出典:金沢市総務課「金沢市公共施設等総合管理計画における公共施設・インフラの改修・更新等に要する費用の試算」(同計画P22・平準化に向けた試算の時点修正〈2023年度試算〉のグラフ内訳。開示請求に伴う情報提供・2026年8月受領)。合計881,777,875千円=公共建築物653,163,321千円+インフラ計116,414,554千円+維持補修費112,200,000千円(1,870,000千円×60年)。インフラ内訳(表の並び順による)=道路144.8億・橋梁427.5億・河川30.9億・公園74.1億・農林施設103.8億・経常的修繕382.9億円。合算・年平均は当サイトで検算(端数±1千円は元表の丸め)。
※出典:金沢市「公共施設等総合管理計画」(平成29年3月策定・令和5年9月改訂版)。施設数・延床面積・築年別割合は同計画(現況は2022年3月31日現在)、更新費試算は同計画の2023年度試算(2023〜2082年度の60年間)による。人口見通しは金沢市人口ビジョン。
築50年超・県内最大1,900席の金沢歌劇座。建て替え検討は令和元年度の懇話会(3回開催・「建て替えるべき」と取りまとめ)から、令和2〜4年度の技術検討を経て、令和5年2月の市議会報告で「現敷地での建替えが総合的に優位」と整理されました。その比較表、読むとかなり面白いんです。
出典:金沢市「金沢歌劇座のあり方に関する検討について」(都市再生推進室)、金沢歌劇座あり方検討懇話会取りまとめ(令和2年2月)、金沢市議会総務常任委員会資料(令和3年2月25日・令和4年3月1日・令和5年2月15日)。
市の決算書(令和6年度一般会計・事項別明細書)の備考欄から、施設ごとの支出済額を全部拾って並べました。「金沢市が管理する施設に、1年でこれだけの税金が使われた」の一覧です。金額の大小=良し悪しではありません——上のタブの「①ひとりあたり税金 ②今も要るか」の物差しとセットでどうぞ。
| 施設・事業(支出の大きい順) | 令和6年度支出 |
|---|---|
| 環境エネルギーセンター整備運営費 | 12.29億円 |
| 公園維持管理費 | 10.02億円 |
| 福祉健康センター費 | 8.66億円 |
| 金沢21世紀美術館運営費 | 8.49億円 |
| 地区公民館費 | 8.29億円 |
| リサイクルプラザ費 | 5.73億円 |
| 学校教育センター費 | 5.43億円 |
| 玉川図書館費 | 5.04億円 |
| 食肉流通センター費 | 4.56億円 |
| 斎場費 | 4.06億円 |
| 地区児童館費 | 3.66億円 |
| 墓地費 | 3.53億円 |
| 泉野図書館費 | 3.10億円 |
| 金沢海みらい図書館費 | 2.77億円 |
| キゴ山ふれあい研修センター費 | 2.57億円 |
| 市民芸術村費 | 2.37億円 |
| 老人福祉・健康交流センター費 | 2.11億円 |
| 卯辰山工芸工房費 | 1.84億円 |
| 金沢未来のまち創造館費 | 1.82億円 |
| 玉川こども図書館費 | 1.57億円 |
| 中央公民館費 | 1.45億円 |
| 金沢広域急病センター運営費 | 1.26億円 |
| 文化ホール費 | 1.26億円 |
| ごみ収集管理センター費 | 1.14億円 |
| 近江町交流プラザ費 | 1.13億円 |
| 金沢歌劇座費 | 1.04億円 |
| 城北児童会館費 | 9,998万円 |
| 幼児教育センター費 | 9,465万円 |
| 金沢市役所・美術館駐車場管理費 | 9,336万円 |
| 前田土佐守家資料館管理運営費 | 8,089万円 |
| 医王山スポーツセンター費 | 7,862万円 |
| アートホール費 | 7,566万円 |
| 金沢福祉用具情報プラザ管理運営費 | 7,014万円 |
| 金沢能楽美術館管理運営費 | 6,879万円 |
| 鈴木大拙館管理運営費 | 6,716万円 |
| 金沢湯涌創作の森費 | 6,525万円 |
| 中村記念美術館管理運営費 | 6,464万円 |
| 動物愛護管理センター費 | 5,450万円 |
| ITビジネスプラザ武蔵費 | 5,316万円 |
| 金沢湯涌夢二館管理運営費 | 5,188万円 |
| 室生犀星記念館管理運営費 | 5,040万円 |
| 西部衛生センター管理運営費 | 4,996万円 |
| 金沢ふるさと偉人館管理運営費 | 4,923万円 |
| 金沢くらしの博物館管理運営費 | 4,570万円 |
| 安江金箔工芸館管理運営費 | 4,516万円 |
| 障害者高齢者体育館費 | 4,213万円 |
| 俵芸術交流スタジオ管理運営費 | 3,887万円 |
| 泉鏡花記念館管理運営費 | 3,692万円 |
| 金沢文芸館管理運営費 | 3,365万円 |
| 牧山ガラス工房費 | 3,029万円 |
| 女性センター費 | 2,922万円 |
| 長土塀青少年交流センター費 | 2,737万円 |
| おしがはら工房費 | 2,377万円 |
| 金沢勤労者プラザ費 | 2,354万円 |
| 松ヶ枝福祉館費 | 1,901万円 |
| 金沢学生のまち市民交流館費 | 1,859万円 |
| 老舗記念館管理運営費 | 1,745万円 |
| 学校保健センター費 | 1,665万円 |
| 金沢健康プラザ大手町管理運営費 | 1,506万円 |
| 異業種研修会館費 | 1,396万円 |
| 金沢湯涌みどりの里管理運営費 | 1,321万円 |
| ものづくり会館費 | 1,186万円 |
| 公文書館費 | 916万円 |
| 西町教育研修館管理運営費 | 819万円 |
| 市民活動サポートセンター費 | 714万円 |
| 額谷ふれあい体育館費 | 410万円 |
| 神田交通公園費 | 265万円 |
| 土子原こども野外広場管理費 | 226万円 |
出典:金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」(令和7年12月定例月議会で認定)。備考欄記載の支出済額を集計。
※出典:金沢市「令和6年度決算」「基金の運用状況に関する調書」、金沢市民芸術村リニューアル基本構想検討委員会 第1回資料、公益財団法人金沢市スポーツ事業団「令和6年度決算状況」、金沢21世紀美術館関連資料ほか、いずれも公表資料。数字は市民が実感しやすいよう概数で示した箇所があります。(→金沢のお金/公文書ツアー)
いまの金沢しか知らないと想像もつかない、「かつてあった金沢」の話です。路面電車、北陸の宝塚、消えた町名——そして金沢は、消えたものを取り戻すことでも日本一になりました。
※出典:Wikipedia(北陸鉄道金沢市内線・粟崎遊園・主計町・旧町名復活運動)、内灘町公式「粟ヶ崎遊園の歴史」、金沢市「旧町名復活の推進に関する条例」ほか。粟ヶ崎遊園の所在地は現在の内灘町です。
金沢のまちの下には、縄文から江戸まで何層もの暮らしの跡が眠っています。家を建てる前に地面を調べる仕組みから、令和5年度に掘り出された「全国的にも珍しい」出土品まで——市の一次資料(埋蔵文化財調査年報)で、地下の金沢を歩きます。
遺跡の上に建物を建てるとき、金沢市は工事の前に地面の中を調べます。文化財保護法に基づく全国共通の仕組みで、その入口が「試掘」——小型掘削機で1×2メートルほどの穴を複数あけて、地下に遺跡があるかを実際に確かめます。
金沢市埋蔵文化財センターは年間5〜10件程度の発掘調査を実施しています。令和5年度は緊急発掘8件+学術調査4件の計12件、経費は合計約3億7,975万円(当サイト合算)。中身が、すごい。
出土品の行き先が、金沢市埋蔵文化財センター(平成9年開設・上安原南60番地)に併設された展示施設「金沢縄文ワールド」です。入館無料。
出典:金沢市「令和5年度 金沢市埋蔵文化財調査年報」(令和6年3月・金沢市埋蔵文化財センター編。発掘12件の調査地・面積・経費・出土遺物、分布調査111件〔公共12・民間99〕、93条・94条対応36件と発掘対応4件、試掘の方法、記録保存と報告書刊行、鉄砲玉の的「全国的に見ても非常に珍しい」、翡翠製勾玉2点・ガラス小玉2点、船着場跡と船材〔令和3年度調査〕、煕寧元寶、高尾城と長享の一揆、土清水塩硝蔵、縄文ワールド入館2,390人・講座累計38,389人・地震被害はすべて同年報より)。経費合計3億7,975万円(緊急3億6,039万円+学術1,935万円)と南新保4遺跡の面積計10,700㎡は当サイトの合算(南新保の経費257,236千円は4遺跡合算のため1回のみ計上)。年間5〜10件程度は市公式サイト「埋蔵文化財センターについて」より。
このサイトのあちこちに散らばっていた「金沢の日本一」を1枚に集めました。各項目から詳しいカードへ飛べます——つまりこれは、サイト全体の「日本一の索引」です。あわせて、最下位も。
※出典:総務省統計局「家計調査ランキング」、石川県統計協会、政府広報オンライン、金沢市観光協会、箔一、各カード記載の一次資料。「とされる」表記は断定できる一次資料が未確認のものです。順位は調査年により変動します。
市の決算書(主要施策の成果説明書・全236頁)を隅から隅まで読むと、「え、そんなことまで数えとるん?」という数字がゴロゴロ出てきます。ニュースにもならん、選挙でも語られん——でも全部、あなたの税金が動いた記録です。しょうもない、でもクセになる。金沢の「細部に宿る神」を集めました。すべて情報公開で得た一次資料の実数です。
出典:金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」P118-127・P101・P127・P173(情報公開請求で入手・当サイト転記)
出典:金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」・金沢スタジアム指定管理者募集要項・評価表・市立病院決算書(情報公開請求で入手・当サイト転記)
出典:金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」P66・P84・P107・P67・P141・P104(情報公開請求で入手・当サイト転記)
出典:金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」P66・P250-食単位・P100・P104・P49(情報公開請求で入手・当サイト転記)
税金で作った施設や制度が、必ずしも使われるとは限りません。決算書は「使われなかった」ことも、正直に記録しています。
出典:金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」P87・スタジアム来場者数詳細・P176・P225・P175(情報公開請求で入手・当サイト転記)
決算書のこまかい数字を並べると、金沢という街の「体つき」が見えてきます。
出典:金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」P99・P24・P44・P15(情報公開請求で入手・当サイト転記)
国が5年に1度、日本中の事業所をまるごと数える「経済センサス」。金沢市の全産業は25,244事業所——市民およそ18人に1つの計算です。中身をざっくり。
※出典:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス-活動調査」9-1A 産業(小分類)別全事業所数・金沢市(2021年6月1日時点)。「事業所数」は店舗のほか事務所なども含みます。e-StatのCSVから当サイトが転記し、分類の合算が全産業25,244と一致することを検算済み。約18人に1つは令和7年国勢調査速報人口454,071人で当サイトが算出。保健所の業種別施設数(令和6年度)は金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」P99・環境衛生(情報公開請求で入手・当サイト転記)より。
「たった1人・数件」の給付ほど、実は制度の思想が見えます。桁の小ささに、優しさが宿っていることがあります。
出典:金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」国民健康保険特別会計・P84・P66・P61(情報公開請求で入手・当サイト転記)
金沢の伝統や制度は、驚くほど少人数で支えられていることがあります。数字が小さいほど、その1人の重みが増します。
出典:金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」P32・P141・P15・P99(情報公開請求で入手・当サイト転記)
「金沢に温泉?」と思われがちですが、市内には開湯1300年の古湯があります。藩主が通い、画家が恋をし、そして——アニメが祭りを生んだ温泉です。
※出典:金沢市観光協会、湯涌温泉観光協会、Wikipedia「湯涌ぼんぼり祭り」、ほっと石川旅ねっと。市内には他の温泉・鉱泉もありますが(深谷温泉など)、一次資料を確認でき次第追加します。
2015年3月14日、金沢のまちを一変させた一本の鉄路。構想決定から開業まで42年——その歴史・数字・裏側を、たぶん市民サイト史上いちばん細かく掘りました。
新幹線がもたらした観光ブームのいまを、市の観光統計と市民アンケートで測ります。数字は絶好調、実感は複雑——その両方が公式資料に載っています。
出典:金沢市「持続可能な観光振興推進計画2026」(延べ宿泊者数424万人・金沢地域入込客数の推移、観光政策課)、「金沢市の観光に関するアンケート調査報告書」(令和6年度、市民対象・旅行者「とても多く感じる」31.7%+「多く感じる」45.1%、自由記述は原文どおり)。入込客数の「金沢地域」はかほく市・白山市の一部・野々市市・津幡町・内灘町を含む県統計の区分。
※出典:Wikipedia「北陸新幹線」、石川県(アクションプラン・全線開業ページ)、鉄道建設・運輸施設整備支援機構「再評価報告書」、日本政策投資銀行北陸支店レポート(2016・2023年度)、JR西日本、日本経済新聞、北陸新幹線建設促進同盟会、Wikipedia「北陸ロマン」ほか。経済効果は試算値であり幅があります。
金沢の交通問題の犯人は、実は400年前の都市計画です。藩政期の細い道が今もバスの走れない「交通空白地帯」を生み、市はそれと知恵くらべを続けています。
市が令和7年に行った交通行動の意識調査(回答197人)。この結果、金沢の交通問題の核心がそのまま数字になっています。
出典:金沢市eモニター制度「交通行動に関する実態と意識調査」(令和7年8〜9月実施・対象250人・回答197人・回答率78.8%)。
上のアンケートの「本数を増やして」「運賃を下げて」に、市はどう応えようとしているのか。令和5年策定の第3次金沢交通戦略(計画期間〜令和9年度)を読みました。
出典:金沢市「第3次金沢交通戦略【概要版】」(令和5年3月策定・令和6年9月変更、交通政策課。利用者数目標・分担率・P&R2,600台・重点施策・チョイソコかなざわ等すべて同概要版より)。達成状況ダッシュボードは市公式サイト「第3次金沢交通戦略」ページからアクセス可。
当サイトの情報公開請求で、ふらっとバス4ルート(此花・菊川・材木・長町)のルート別の利用者数・運行経費・運賃収入・市の負担額が、2021〜2025年度の5年分そろいました。
出典:金沢市交通政策課「金沢ふらっとバスのルート別収支」(令和8年8月6日・情報提供資料。2021〜2025年度〈会計年度〉・4ルート別の利用者数・運行経費・運賃収入額・負担額。金額千円)。各ルートで「運行経費−運賃収入=負担額」が全20マスで一致することを当サイトで検算。1回あたり約180円は2025年度の4ルート計 負担115,237千円÷利用641,431人の概算。
公共シェアサイクル「まちのり」の収支も、5年分(2021〜2025年度)を開示で入手しました。
出典:金沢市交通政策課「公共シェアサイクル『まちのり』の収支」(令和8年8月6日・情報提供資料。2021〜2025年度・利用回数/会員数/事業収入/事業費/市の負担額。会員数は年度末〈3月末〉時点、金額千円。事業収入・事業費は原資料でも「−」表記)。
※出典:金沢市公式サイト、Wikipedia「金沢ふらっとバス」、金沢市「新しい交通システム導入に関する提言書」(令和4年9月)、中心市街地活性化協議会支援センター、日本経済新聞・北國新聞報道。
空襲で焼けなかった金沢のまちなみが、老朽化と相続で静かに消えています——保全条例(2013年)のあとの5年間だけで約550棟、いまも解体の届出があっただけで年30件超(令和6年度32件)。守る仕組みと、よみがえる物語を追いました。
※出典:金沢市(金澤町家の保全と活用・金澤町家条例・空き家条例)、金澤町家情報館、自治体国際化協会(CLAIR)レポート、国土交通省資料、都市縮小研究の公開資料。棟数・減少数は市担当室の公表・取材ベースの推計値です。
出典:金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」(令和7年12月定例月議会で認定)
金沢市は令和3年度から「木の文化都市」を掲げ、条例までつくって町家や木造建築、森づくりを推進しています。で、市民に聞いてみた結果(回答193人)がこちら。
当サイトが情報公開の手続きで森林再生課から提供を受けた実データです。金沢産の木材で個人住宅を建てたり木塀を設置した人への奨励金——「木の文化都市」を暮らしに落とし込む看板制度のひとつです。予算は3年間同じ3,000万円。使われ方はこうなっています。
出典:金沢市農林水産局森林再生課「住宅補助制度の利用実績に係る情報提供について」(森再号外・令和8年7月28日付、情報提供資料)。木のある暮らしづくり奨励金の予算額・決算額(決算附属資料)・交付件数内訳。R5=予算3,000万円・決算2,440万円・81.3%・108件(木造個人住宅107/木塀1)、R6=1,470万円・49.0%・66件(65/1)、R7=1,353万円・45.1%・58件(58/0)。不交付・年度途中の受付終了はいずれも「無し」。
こちらも当サイトが情報公開の手続きで住宅政策課から提供を受けた実データです。「かなざわ空き家活用バンク」掲載物件を買って住む人のリフォーム費補助——市民向け2制度(まちなか空き家・まちなか中古マンション)と移住者向け2制度(空き家・中古マンション)の計4本。利用はこうなっています。
出典:金沢市整備局住宅政策課「住宅補助制度の利用実績について」(住政第313号・令和8年7月30日付、情報提供資料)。令和5〜7年度決算資料抜粋(第8款5項8目 定住促進費)。まちなか空き家リフォーム費補助金=R5交付1件100万円(執行率100%)→R6・R7実績なし、まちなか中古マンションリフォーム費補助金=R5交付3件120万円(120%)→R6交付3件125万円(125%)→R7実績なし、空き家リフォーム費補助金(移住者向け)=R6交付2件96万円(96%)→R7交付1件25万円(25%)、中古マンションリフォーム費補助金(移住者向け)=R5交付2件50万円・R6交付1件25万円(いずれも予算0円)。不交付・年度途中の受付終了はいずれも「なし」。
古い家(昭和56年以前の建物)の耐震化補助も、当サイトが情報公開の手続きで建築指導課から実データを入手しました(令和5〜7年度)。
出典:金沢市建築指導課「情報提供について」(建指第580号・令和8年8月4日付。既存建築物耐震改修補助=R5計50,550,000円〈診断32件・改修23件・執行率101.6%等〉・R6計107,730,000円〈診断88件・改修39件〉・R7計109,040,000円〈診断45件・改修37件〉、被災木造住宅耐震改修補助=R6計3,100,000円・R7計36,030,000円〈診断5・改修4・建替9件〉、木造住宅除却費補助=R7予算600万円・実績0件、いずれも不交付0件。各表の内訳合算は当サイトで検算し一致)、金沢市住宅耐震化緊急促進アクションプログラム2023〜2026(診断・改修・アドバイザーの2012〜2025年度実績表、2026年度目標=診断55・改修40・除却5件、自己評価・課題・改善策)。
当サイトが情報公開の手続きで歴史都市推進課から提供を受けた、金澤町家保全活用審議会の資料から。金澤町家条例により、令和元年10月から解体や大規模改修の90日前までの届出が義務になりました(条例第20〜23条)。「早い段階の届出で、保全活用の支援策を提案する」のが制度の狙い。届出の実数がこちらです。
出典:金沢市歴史都市推進課からの情報提供資料「令和6年度・令和7年度 金澤町家保全活用審議会資料(抜粋)」(2026年7月受領)。届出状況(令和元年10月1日〜令和7年1月末=改修128件・解体234件・計362件。年度別: R1=16/19、R2=17/49、R3=17/48、R4=25/49、R5=28/39、R6=25/30〔R7年1月末まで〕。R6年度末確定は改修31件・解体32件・計63件=送付状の補正による)、金澤町家再生活用事業の補助実績(H22〜R7年度の件数・補助額)。「保存に転じた件数」の不存在は開示請求への市の回答による。
出典:金沢市eモニター制度「木の文化都市・金沢の実現に向けた市民意識調査」(令和7年10月実施・対象250人・回答193人・回答率77.2%、都市計画課)。木材利用賛成84.5%は「利用すべき」39.4%+「どちらかといえば」45.1%の合計。
町家や寺社を直せる職人を育てるため、市はベテラン職人が無料で教える「金沢職人大学校」を運営しています。市民の受け止め(回答218人・回答率87.2%)はこちら。
出典:金沢市eモニター制度「金沢職人大学校と職人、歴史的建造物についてのアンケート」(令和7年6月実施・対象250人・回答218人・回答率87.2%)。授業料無料は市の同校運営制度(自由記述・市公表資料より)。
5年に1度の国の住宅・土地統計調査(令和5年)で、金沢の空き家のいまが数字になっています。
出典:総務省「令和5年住宅・土地統計調査」(金沢市の空き家率14.8%・総住宅数約24.5万戸・空き家約3.6万戸は市区町村集計、全国13.8%・空き家900万戸は同調査確報集計。金沢市統計ページにも統計表掲載)、金沢市「空き家等管理・活用計画」(住宅政策課。まちなか区域1.9%・町家空き家率14.8%=平成24年歴史的風致維持向上推進等調査・「その他の住宅」増加傾向)。相続登記義務化は令和6年4月施行の改正不動産登記法。
金沢はなぜ国際交流のまちになったのか——たどると意外な起点に行き着きます。「空襲で焼けなかったこと」です。
※出典:金沢市公式サイト(姉妹都市・かなざわの姉妹都市・姉妹都市概要)、Wikipedia「金沢市」、自治体国際化協会(CLAIR)、ユネスコ創造都市ネットワーク。呼称の由来は金沢市キッズページ「金沢の姉妹都市」(広報戦略課)、派遣回数・姉妹都市公園は国際交流課ページより。
この話題は、根拠のない情報が広まりやすいテーマです。だからこそ公表されている数字と、法律の決まりだけを並べます。評価はしません。
📌 出典はすべて、金沢市・石川県・総務省・国税庁・出入国在留管理庁の公表資料です。
※出典:金沢国際交流財団(金沢市が出資する公益財団法人)、石川県「県内外国人住民数」。国籍別・在留資格別は2025年12月末(9,094人)の数字です。
在留資格を見れば、その人が何をしに来ているかが分かります。
※出典:石川県「市町別・在留資格別外国人住民数」(2025年12月末)。
「人手が足りないから」——では、なぜその分野に日本人が集まらないのか。厚生労働省の賃金統計(令和6年・全国)を、そのまま並べます。賃金は月の所定内給与の平均です。
出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」結果の概況(令和7年3月公表。一般労働者330.4千円・外国人労働者計242.7千円・技能実習182.7千円・特定技能211.2千円・身分に基づくもの300.3千円・専門的技術的分野292.0千円・高卒新規学卒者197.5千円・宿泊業,飲食サービス業269.5千円)、出入国在留管理庁・厚生労働省「育成就労制度」関係資料(2024年6月改正法成立・2027年4月1日施行・転籍制限期間1〜2年)。
実習生と企業の間には、組織が挟まっています。技能実習生の98.3%は「団体監理型」——母国の送出機関 → 日本の監理団体 → 受入企業というルートで来日します(法務省・令和5年)。監理団体は事業協同組合などの非営利法人で国の許可制。雇い主はあくまで受入企業なので、法律上は「人材派遣会社」とは別物ですが、間に立って人を動かし、お金が流れるという位置にいます。
出典:出入国在留管理庁「技能実習生の支払い費用に関する実態調査の結果」(令和4年7月26日公表。支払費用総額平均52万1,065円・借金54.7%・借金平均54万7,788円、調査の概要に「失踪等の背景として…不当な費用徴収」の記載)、法務省資料(団体監理型98.3%・令和5年)、外国人技能実習機構(監理団体の許可名簿・監理費の公表制度)、監理費・送出管理費の相場は受入れ支援業界の公表資料(月3〜5万円・5千円〜1万円)による目安。
「実習先からいなくなる人」の数は、出入国在留管理庁が毎年公表しています。都道府県別(実習先の所在地ベース)まで公表されており、市町村別はありません。金沢市単独の数字が出ないのは、隠されているのではなく、統計がその単位で作られていないためです。
出典:出入国在留管理庁「技能実習生の失踪者の状況」(速報値。令和5年=全国9,753人・在留403,678人、都道府県別で石川県115人・在留5,176人・2.2%、職種別で建設関係4,593人47.1%、国籍別ベトナム5,481人、令和元〜5年失踪者のうち令和6年7月22日時点所在不明9,976人。農林水産省の外国人材受入れ資料に転載されたものを参照)。令和6年の6,510人は同庁統計を引用した受入れ支援業界の公表資料による。
結論から言うと、日本人とまったく同じ義務があります。法律で決まっています。
※出典:総務省「外国人の方の個人住民税について」、国税庁「居住者・非居住者の区分」、出入国管理及び難民認定法第22条の4、日本年金機構。
金沢市には国際交流課があり、市が出資する金沢国際交流財団が事業を行っています。
※出典:金沢市「令和8年度当初予算資料」、金沢市国際交流課、金沢国際交流財団、石川県国際交流協会。
インターネット等で議論になりやすい「生活保護の受給実態」について、厚生労働省の公式統計をそのまま並べます。
※出典:厚生労働省「被保護者調査」(2023年度1か月平均)、同「外国人被保険者データ」、衆議院予算委員会会議録(2025年2月3日)、出入国管理及び難民認定法。
※出典:石川県「県内外国人住民数」、金沢市「公共施設等総合管理計画」(令和5年9月改訂版)、金沢国際交流財団。
金沢市が今、めざしている教育のかたちです。
※出典:金沢市「新金沢型学校教育モデル」「金沢市学校教育振興基本計画」。
金沢市の予算のうち教育費は約278億円(全体の約13%)。子ども1人あたりで見ると、イメージがつかめます。
※教育費の内訳は一般的な構成にもとづく目安です。1人あたりは小中学生数約3.3万人で割った概算。出典:金沢市「令和8年度当初予算概要」(款別表)ほか。
出典:金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」(令和7年12月定例月議会で認定)
市の監査委員が令和6年度、テーマ監査で学校給食費の徴収を丸ごと検証しました(※令和8年度からの小学校無償化より前の、徴収があった時期の記録です)。
出典:金沢市監査委員「行政監査結果報告(学校給食費の取扱いについて)」(令和7年3月21日公表・対象は教育総務課。私会計から公会計への経緯と平成20年度監査意見・令和3年度措置通知、単価250円/293円と平成26年度以降11年据え置き、口座振替96.8%〔令和5年度〕・納付書利用のうちコンビニ8割超、収納率99.6%〔令和4年度〕→99.3%〔令和5年度〕と私会計時代99.8%〔平成20年度〕・99.9%〔令和元年度〕、滞納340人・11,217,795円〔令和6年8月末〕、複数年度滞納の保護者の存在、児童手当充当が収納済みの半額程度、能登半島地震被災児童生徒の減免と申請省略、改善意見はすべて同報告より)。
出典:金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」(令和7年12月定例月議会で認定)
あまり知られていませんが、金沢市は自前の児童相談所を持つまちです。子どもを守る仕組みの現在地を、市の公表情報から。
出典:金沢市こども相談センター(金沢市児童相談所)公式ページ、金沢市公式子育てサイト「のびのびビ〜ノ」令和6年11月号(相談件数652件・小学生まで7割強・児童虐待防止推進月間)、石川県中央児童相談所事業概要(金沢市児相の平成18年開設・平成21年一時保護所設置)、こども家庭庁「児童相談所における児童虐待相談対応件数」(増加背景の自治体聞き取り)。
市内の保育所・認定こども園は令和7年4月1日時点で計141か所。その内訳を見ると、金沢の保育の意外な構造が見えてきます。
出典:金沢市保育幼稚園課「よくある質問」(令和7年4月1日現在の施設数内訳=市立保育所12・県立認定こども園1・私立保育所15・私立認定こども園113の計141か所、保育メニュー)。保育料延滞金の経緯は金沢市監査公表(公文書ツアーのカード参照)。
教育委員会が毎年公表する「学校施設、児童生徒数、教職員数一覧」(令和7年5月1日現在)。市内の学校の姿が1枚でわかる基礎資料です。
出典:金沢市教育委員会「学校施設、児童生徒数、教職員数一覧」(令和7年5月1日現在。市立小学校52校〈ほか分校1〉21,269人・中学校24校〈ほか分校1〉10,695人・教職員は県費市費計の掲載値、児童生徒数の推移はⅡ表〈平成28年度35,109人→令和7年度31,964人、減少数・率は検算済み〉、各校の児童生徒数・特別支援学級は学校別一覧より。大学生20,963人は金沢大学・金沢美術工芸大学・私立大学の掲載値合計)。毎年9月頃更新、「金沢の教育〔行政編〕」にも収録。
令和7年3月、市はこども・子育ての3つの計画を1本にまとめた「金沢こどもまんなか未来プラン」(金沢市こども計画)を策定。理念と、それを支える現場の両方を見ておきます。
出典:金沢市「金沢こどもまんなか未来プラン(金沢市こども計画)」(令和7年3月、こども未来局。基本理念・3計画統合・少子化対策を第1方針とした旨・引用箇所は本文の記載)、金沢市児童館ポータルサイト(地区児童館32+城北児童会館、地区児童館は地域運営の旨)、子育て支援課「金沢こども応援ネットワーク」(企業認定・フードドライブの実例)。こども未来拠点施設整備室は市組織一覧より(施設詳細は未公表段階)。
このカードは子どもの学びが中心でしたが、金沢の「学び」は学校で終わりません。公民館・生涯学習の担当は生涯学習課。ここにも、あの「金沢方式」が効いています。
※出典:金沢市公式サイト(生涯学習課、中央公民館「高砂大学校・高砂大学校大学院」)、金沢市生涯学習情報サイト「まなびの広場」(公民館の金沢方式運営の記載)。
文部科学省が毎年調べている数字です。まず正しく読むことが大切です。
金沢市は平成25年度に「金沢市いじめ防止基本方針」を定め、令和7年1月に改定しました。
金沢市の基本方針は、いじめが2人だけの問題ではないと明記しています。
金沢市の基本方針は「『いじめ』という言葉が、その行為が犯罪にあたることを見えにくくしている」と指摘し、具体例を示しています。
子ども本人も、保護者も、無料で相談できます。
令和8年3月の国の調査研究報告書(こども家庭庁事業)で、金沢市が全国の好事例として名指しで紹介されました。
金沢市の各小中学校は、それぞれいじめ防止基本方針をつくり、ホームページで公開しています。中身はかなり具体的です。
県内公立学校の認知件数(石川県の公表資料より)。件数が増えたのは、見つける力が上がったからでもあります。
※出典:三菱UFJリサーチ&コンサルティング「いじめ防止・不登校対策をはじめとする教育福祉連携の好事例等に関する調査研究報告書」(令和8年3月・こども家庭庁事業)、石川県「いじめの状況について」、金沢市立各学校「いじめ防止基本方針」。
※出典:文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(令和6年度・令和7年10月公表)、金沢市「学びの多様化学校の基本構想について(答申)」。数字は全国値です。
これは令和6年度(2024年度)の実績で、令和7年12月の金沢市教育委員会議で報告・確定された数字です。比べる全国値も同じ令和6年度のものです。評価はせず、そのまま並べます。
学校の大きさが違うので、児童生徒1,000人あたりに直して比べます。
※出典:金沢市「令和7年金沢市教育委員会議第12回定例会 議案書・会議録」(令和7年12月17日)。1,000人あたりの数字は、金沢市の児童生徒数(小約2.2万人・中約1.1万人)で割った概算です。全国値は文部科学省の令和6年度調査による。
情報公開で得た決算資料(成果説明書)から、ふだん表に出ない子どもの実数を並べます。
出典:金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」P70-84・P196(情報公開請求で入手・当サイト転記)
金沢市では実際に、小学校の統合(合併)が行われてきました。公表されている実例です。
共働き・ひとり親家庭の小学生を放課後や夏休みに預かる放課後児童クラブ。金沢では、一部を除きほぼ各校下(校区)に1つずつあります——公民館60館と同じ、校下のまちの仕組みです。
中学校の部活動を、学校から地域のクラブや団体へ移していく国全体の動きです。
※出典:金沢市公共施設等総合管理計画(令和5年9月改訂版・統合の実例)、スポーツ庁・文化庁の方針。
市は、びっくりするほどいろんな文書を公開しています。ここでは、その中でも「読む価値が特に高い5つ」をツアー形式で案内します。あわせて、当サイトが実際に情報公開請求を使っている記録を「📋 開示請求live」タブで公開しています。
※金沢市のパブコメは二本立て——基本計画や条例は市民協働推進課(市民参加及び協働の推進に関する条例)、規則や処分基準などは文書法制課(行政手続条例の意見公募手続)が所管。募集中の案件は広報かなざわにも載ります。件数の例=火災予防条例0件・教育振興基本計画18件(意見者5人)は令和7年度・市公式サイトの実施結果PDFより(当サイト確認、2026年8月)。
※出典:金沢市監査事務局の公式ページ(監査委員一覧・監査の種類・監査結果・措置状況)、金沢市監査公表第3号(令和8年3月23日・令和7年度財務事務等監査。対象25の課・室の一覧・「おおむね適正」の結論・「改善を促したので、記述を省略した」の記載)、金沢市監査公表第13号(令和7年8月21日・令和7年度財産の管理等状況監査。対象37施設の一覧、建築基準法定期点検の不備2年度以上未改善5施設〔金沢21世紀美術館・千寿閣・戸室新保埋立場・大徳小学校・安原小学校〕と消防法点検の2施設〔金沢21世紀美術館・戸室新保埋立場〕の指摘事項)。すべて市公式サイトで公開中。
市は毎年、外部の専門家と契約して市の事務を監査させています(包括外部監査・中核市の義務)。令和7年度のテーマは「補助金」。公認会計士(補助者に弁護士・税理士)が約9か月かけて126件・約23.1億円分の補助金を調べ、結果は2026年5月11日の金沢市公報で全文公表されました。
出典:金沢市公報第3215号の2(令和8年5月11日・金沢市監査公表第8号)掲載「令和7年度包括外部監査結果報告書」(包括外部監査人・公認会計士 越田圭。テーマ「補助金に関する事務の執行について」・対象は令和6年度・実施期間は令和7年6月11日〜令和8年3月16日。指摘0件・意見35件とその内訳、抽出126件2,310,052千円〔うち市単独103件1,528,104千円〕、平成23年度の見直し実績〔130補助金・29事業廃止86,345千円削減・120事業見直し〕と以後約14年未実施、平成13・18年度監査の未措置の残存、金沢国際交流財団の経常収益50,993千円中の市補助金46,857千円〔約92%〕と事業収益300千円、自主財源確保の指導11団体、オクトーバーフェストの予算決算一致、消雪装置の上限2,500千円と交付実績最高135千円はすべて同報告書より)。1件あたりの詳細・全35意見は公報PDFで読めます。
※出典:総務省(公共施設等総合管理計画)、国土交通省(インフラ老朽化・将来推計)、金沢市公式サイト「構想・計画」ページ。
※出典:金沢市議会「政務活動費」ページ(交付額・公開方法)、金沢市議会政務活動費の交付に関する条例。問い合わせは議会事務局総務課(076-220-2388)。
出典:金沢市例規集「金沢市不祥事防止対策本部規程」「金沢市不祥事防止対策委員会設置要綱」(いずれも平成22年10月1日)、北陸中日新聞(2010年8月・9月、2021年12月22日)、北國新聞(2021年)。個人が特定される記載は避けています。
上の官製談合事件(2021年)で漏れたのは「最低制限価格」でした。では、市の公共工事の入札はどう発注され、市民はどこまで見られるのか——担当は監理課。透明化の仕組みを見ます。
※出典:金沢市公式サイト(監理課「入札・契約」「入札結果」「電子入札」「発注見通し」「指名停止情報」「入札参加有資格者名簿」)、金沢市契約規則(最低制限価格・低入札価格調査基準価格の公表規定)。
金沢市には4人の監査委員がいて、市の仕事をチェックし、指摘と「その後直したか」の報告(措置通知)を全部公開しています。これを読むと、市が自分で認めた課題がわかる——たとえば、こんな記録が。
出典:金沢市監査公表第9号(令和5年5月22日、監査事務局)ほか市公式サイト「監査結果に係る措置状況」掲載の公表文書。保育料延滞金は平成14・20・22・24・28年の各監査公表で指摘、平成10年11月の前回監査時指摘は平成14年公表文中の記載、令和5年3月9日措置通知。審議会数は令和4年監査公表第7号の行政監査(市民協働推進課・デジタル行政戦略課、令和5年4月措置)。小立野防災広場は平成27年監査公表第2号(令和5年3月措置)。
2026年7月、当サイトは金沢市情報公開条例に基づき、市政データ29項目の公文書開示請求を提出しました。制度が実際にどう動くかを確かめながら、得られたデータは各カードに反映しています。2026年8月、全29項目の対応が出そろい、ひと区切り=完結しました。その一部始終を、そのまま公開します(2026年8月15日時点)。
凡例:✅ 資料入手 📨 任意の「情報提供」で入手 🔁 公表資料の案内を受け取り下げ 📭 文書不存在 ⏳ 写し到着待ち 📞 担当課からの連絡待ち 📪 情報提供の約束のまま期間満了・未着
出典:金沢市情報公開条例に基づく開示請求(2026年7月提出・2026年8月完結)に対する各所管課からの決定・案内・情報提供、および開示された各文書(当サイト調べ、2026年8月15日時点)。
開示請求の隣に、もう1つ強力な情報源があります。市の公報——条例・規則・告示を載せる公式の紙です。名前の似た広報紙「いいね金沢」(お知らせ)とは別物で、こちらは法的な公示そのもの。
出典:金沢市公告式条例(条例の公布は金沢市公報への登載により行う)、金沢市公報規則(発行日=毎月1日・11日・21日、臨時号は号外)、金沢市公式サイト「金沢市公報」ページ・よくある質問(平成16年4月1日以降の発行分をWeb掲載・発行日以後閲覧可、紙は本庁舎3階市政情報コーナー〈過去5年分〉と金沢市公文書館)。いずれも2026年8月確認。
公報のほかにも、市は毎年きまって重要な報告書を出しています。名前を知らないと一生出会えませんが、知っていれば毎年読める——当サイトが実際にデータの出どころとして使ってきたものを、役割ごとに並べます。
出典:主要施策の成果説明書は地方自治法に基づく決算の添付書類、包括外部監査は地方自治法により中核市に義務、健全化判断比率は地方公共団体財政健全化法により毎年公表、人事行政の運営等の状況は地方公務員法に基づき毎年公表。各報告書の実データは当サイトの各カードに既載(それぞれの出典を参照)。多くは市公式サイトで公開・その他は市政情報コーナー(本庁舎3階)で閲覧できます。
金沢市の「市政情報」ページには、予算・監査結果・審議会の議事録まで、ほぼすべてが公開されています。でも、そこにたどりつける市民は、ほとんどいません。ここでは知っていれば使える権利を、わかりやすくまとめます。
金沢市の「激励費」制度です。知らずに申請していない人が、たくさんいます。
※出典:金沢市「国際スポーツ大会及び全国スポーツ大会等出場に伴う激励費取扱い基準」、同「補助金・助成金」。制度は変わることがあります。申請前に必ず市に確認してください。
情報公開制度といいます。金沢市情報公開に関する条例で定められた、市民の正式な権利です。
📞 問い合わせ:文書法制課 076-220-2073 / 出典:金沢市「情報公開制度」
選挙のときだけが参加ではありません。ふだんから使える方法があります。
※出典:金沢市議会ガイドブック、金沢市「広報・広聴」。
市には、市の仕事を点検する仕組みがあります。その結果は公開されています。
どれも公開されているのに、ほとんど知られていないページです。
※リンクは金沢市公式サイトへ移動します(別タブで開きます)。
法律上の結婚ができないカップルにも、まちが関係を認める仕組みがあります。金沢市は令和3年6月に「パートナーシップ宣誓制度」を開始。担当はダイバーシティ人権政策課(第1本庁舎2階)です。
※出典:金沢市公式サイト(ダイバーシティ人権政策課「金沢市パートナーシップ宣誓制度」「制度に係る都市間連携」)、金沢市パートナーシップ宣誓制度 基本方針(令和3年6月)。
「市に言いたいことがある」「市が持っている文書を見たい」。どちらも制度としてちゃんと用意されています。窓口は広報広聴課(広聴・市政情報)と文書法制課(情報公開の受付)。使い方の地図です。
※出典:金沢市公式サイト(広報広聴課「市政に対して意見を言いたい」「金沢市の情報公開制度」、文書法制課「情報公開請求の手続」、市政情報コーナー案内)、金沢市情報公開及び個人情報保護に関する条例施行規則第21条。直近年度の請求件数・開示率の実数は告示で公表されるため、確認でき次第このカードに追記します。
「権利」が“行動する力”なら、こちらは“お金の支援”。金沢で活動する市民・団体が申請できる補助金・助成金を分野別にまとめました。文化イベント、子ども向け活動、工芸、くらし——知らないと申請すらできません。
あなたの働き方や家族を入れると、1年の手取りや納める税金、そして「金沢市にとどくお金」と、それが何に使われているかがわかります。
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ニュースで「103万の壁」「178万の壁」と聞くけれど、何がどう変わったのか分かりにくい。ここ数年で大きく動いた「数字」を、まるっと整理しました。
じつに30年ほど「103万」で止まっていたラインが、物価高を受けて2年連続で引き上げられました。働いても税金がかからない範囲が広がった、ということです。
「基礎控除」は、生活にかかるお金には税金をかけない、という考え方。これが大きくなると、税金のかかる部分が減ります。※104万は年収があまり高くない人への特例ぶんを含みます。
基礎控除104万+この74万=178万。これが「178万の壁」の正体です。2つの控除を足した金額まで、所得税がかからない、というしくみ。
妻や夫、子どもの年収がこの額以下なら「配偶者控除」「扶養控除」が受けられます。超えると段階的に控除が減っていきます(いきなりゼロではありません)。
金額ではなく「週20時間以上働くか」で判断する形に変わる予定。なお「130万の壁」(扶養から外れるライン)は残ります。
2年連続で控除が引き上げられ、同じ年収なら税金が少し軽くなりました。とくに年収500〜600万円の層への効果が大きいとされます。いっぽうで、社会保険料の負担は年々重くなっており、「手取りが増えにくい」実感の背景になっています。
※出典:国税庁・財務省「令和8年度税制改正」。制度は今後変わる可能性があります。
※出典:金沢市長選の投票率は2026年3月8日投開票の確定値(報道各社)。年代別は総務省「国政選挙の年代別投票率の推移」(令和4年・令和7年参院選、全国の抽出調査)。過去の金沢の選挙結果は市選挙管理委員会のサイトで確認できます。
出典:金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」(令和7年12月定例月議会で認定)
出典:金沢市選挙管理委員会「選挙のしごとと記録」(令和7年度版)・抽出投票所年齢別投票率調(清泉投票区)。年代別の全数調査は行われていません。
2026年3月8日、市長選が行われました(知事選・市議補選と同日)。公式結果から見えてくるものを3つ。
出典:金沢市選挙管理委員会「金沢市長選挙(令和8年3月8日執行)」公表結果(投票状況・開票状況・過去の投票率)、同「金沢市議会議員選挙(令和5年4月23日執行)」(投票率35.80%・当日有権者368,074人・投票者131,777人)。候補者名・得票数は選管公表の確定値。
※投票所の場所・期日前投票の日程は選挙ごとに変わります。立会人の募集条件・報酬は変わることがあります。最新は金沢市選挙管理委員会(076-220-2077)のページで。
選挙で一番多いつまずきは「全部賛成できる人がいないから選べない」。でも、それが普通です。候補者は服のオーダーメイドではなく、既製品。サイズが完璧じゃなくても、一番マシな一着を選ぶ——その考え方のコツです。
金沢の人は、自分の住むエリアを「校下(こうか)」=小学校の区域で呼びます。実はこの言い方、全国ではほとんど通じません(他の地域は「校区」「学区」)。そして金沢では、校下は単なる区割りではなく、暮らしと自治の単位そのものです。
※出典:金沢市公民館連合会、金沢市公式サイト(公民館一覧)、北陸中日新聞(金沢方式見直しの議論)。
金沢市には地域コミュニティとしての61の校下があります(金沢市立図書館『金沢市校下誌』準拠)。校下を一つ選ぶと、属する主な町名・人口などの公式データが出ます。人口は令和8年(2026年)1月1日現在の住民基本台帳(小学校通学区域別)にもとづきます。
※校下ごとの「特徴・歴史」は順次くわしくしていきます。まずは公式の人口データからお届けします。校下は小学校の通学区域が基本ですが、地域の呼び名としても使われます。(→金沢まるごとデータ)
※出典:金沢市善隣館協議会、Wikipedia「善隣館」、金沢ふるさと偉人館、眞鍋知子「金沢市のコミュニティ:校下と町会」(金沢法学)。
金沢市役所は、市長をトップに「局→部→課」と分かれた大きな組織です。どの課に聞けばいいか分かるだけで、たらい回しが激減します。よくある用事から逆引きできるようにしました。迷ったら代表電話 076-220-2111——「○○の件で」と言えば、つないでもらえます。
※電話番号は本文中に出典のある確認済みのもののみ記載。組織名・担当は変わることがあるため、最新は市公式サイト「組織から探す」で確認できます。
市役所の用事で一番多いのが証明書の取得。実は今、マイナンバーカードがあれば全国のコンビニで、しかも窓口より100円安く取れます。担当は市民課。知らないと損する話です。
※出典:金沢市公式サイト(市民課「証明書コンビニ交付サービスについて」手数料表・利用時間6:30〜23:00・スマホ用電子証明書対応・利用上の注意)。手数料は各公表時点のもの。
「どこに聞く?」の答えが、そもそも「行かなくていい」に変わりつつあります。金沢市は令和3年3月に「金沢市デジタル戦略」を策定(令和3年11月・令和4年6月改定)。掲げた理念は「誰ひとり取り残さないデジタル戦略都市・金沢」です。
※出典:金沢市デジタル戦略 本編(令和3年3月策定・令和4年6月改定版)、金沢市公式サイト(デジタル政策課「金沢市DXアクションプラン」「DXの取り組み」「金沢市デジタル戦略」)、金沢市公式note(デジタル行政戦略課)。
市公式サイト「組織から探す」に載っている組織を、当サイトが数えました。答えは95(2026年8月時点)。「課」だけでなく、室・センター・事務局・行政委員会まで、ぜんぶ込みの数です。せっかくなので、全部並べます。何個知ってますか?
出典:金沢市公式サイト「組織から探す」(2026年8月閲覧)。掲載順のまま全95組織を転記(当サイトで計数・重複なし確認)。
95組織の中には、名前を見ても「毎日なにしてるの?」となる課があります。そういう課ほど、暮らしの土台を静かに支えていたりします。★はレア度——当サイトの遊びで、市の公式区分ではありません。
出典:組織名は金沢市公式サイト「組織から探す」。食肉の検査は、と畜場法に基づく獣医師(と畜検査員)による検査制度(全国共通)。花き市場の開設年・決算は金沢市公設花き地方卸売市場事業特別会計決算(当サイト既載)。各課の業務の詳細は市公式サイトの各課ページに掲載されています。
つづき、いきます。今回は「まちを静かに守る課」と「役所の中をチェックする課」。★は引き続き当サイトの遊びです。
出典:組織名・URLは金沢市公式サイト「組織から探す」(2026年8月閲覧)。救急件数は金沢市消防局の確定統計(令和7年・当サイト既載)。入札結果の公表・情報公開窓口は当サイト既載の各カードによる。119番の受信・出動指令は消防局の通信指令業務。
今回は課名そのものに注目します。95組織の名前を眺めると、役所らしからぬ「攻めた名前」と、逆にやさしい名前が混ざっています。★は引き続き当サイトの遊びです。
出典:組織名は金沢市公式サイト「組織から探す」(2026年8月閲覧・全95組織を当サイトで走査。「と」を含む課名・「戦略」を冠する課名が各1つであることも同リストで確認)。実行計画のアンケート76.2%・ユネスコ登録・公園585か所・森林60.1%・能登半島地震の被害記録は当サイト既載の各カードによる。
金沢のこと、どれくらい知ってる? 歴史・校下・食文化・まちの数字から、毎日ちがう10問が出ます。答えるのが速いほど高得点。あそぶうちに、自然と金沢にくわしくなれるよ。
金沢市議会議員38人を会派ごとに一覧にしました。名前をポチると、直近の6月定例月議会で賛否が分かれた11の採決で、その議員がどう投票したか(公式の議員別賛否一覧より)が見られます。会派で絞り込みもできます。
※出典:金沢市議会「令和8年度 6月定例月議会 議員別賛否一覧」。会派は議決時点。議長(坂本泰広議員)は議会のルール上、採決に加わりません。このページは特定の議員を推す・批判するものではなく、公式記録をそのまま見やすくしたものです。
「市議会議員って、ふだん何してるん?」——意外と知られていない議員の仕事を、報酬・議会の回数・役割から、事実ベースでまとめました。
出典:金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」(令和7年12月定例月議会で認定)
給料(報酬)とは別に、議員には「政務活動費」が交付されます。調査研究・広報・住民相談など、議員活動のためのお金です。名前は長いけど、原資はあなたの税金です。
※ 金沢市議会議員の定数は38人。単純計算で市全体では年間およそ7,300万円(交付額ベース。実際の支出・返還は各議員の報告によります)。報酬(給料)とはまったく別のお金です。
「16万円、何に使ったの?」は誰でも確認できます。金沢市議会は平成29年度分から収支報告書と出納簿をホームページで公開。1円単位の使い道が見られます。
金沢市 政務活動費のページ → 令和6年度分の収支報告書・出納簿 →過去には全国と同じく金沢市議会でも政務活動費の使い方が問題になったことがあります(2016年)。その後、市議会で運用改革が行われ、収支報告書のネット公開や手引きの見直しにつながりました。市民が「見ている」ことが、税金の適正な使い方を支えます。「こんな制度があるんだ」と知ることが第一歩です。
出典:石川県選挙管理委員会「政治資金収支報告書」公表ページ(各年分・団体区分別にPDF掲載。令和6年分は令和7年11月28日公表)。政治資金規正法の改正(平成19年12月)でインターネット等による公表が可能になった制度です。
議員には報酬のほかに、調査研究や広報など議員活動の経費として「政務活動費」が交付されます。その仕組みと、あなたがそれをチェックできる方法まで。
出典:金沢市議会事務局総務課「政務活動費」ページ(交付額月額16万円・四半期交付・収支報告書等の公開状況・閲覧場所)、金沢市議会政務活動費の交付に関する条例(残余の返還=第13条・書類保存5年=第14条)。年最大約7,296万円は月額16万円×12か月×定数38人の単純計算(欠員・返還により実額は変動)。
よその議会では「税金でハワイ視察」が問題になることも。じゃあ金沢市議会は?——調べました。令和7年度は5つの常任委員会すべてが県外視察を実施。各2泊3日、行き先はすべて国内です。
出典:金沢市議会「常任委員会視察概要」(令和7年度・各委員会の出張報告(復命)書PDF)。福岡県議会の件はテレビ西日本(TNC)報道(2026年3月26日)および福岡県議会「海外との交流活動 活動報告書」(2026年8月6日に経費欄新設)。確認日:2026年8月8日。
政治団体が「誰からいくら受け取り、何に使ったか」を毎年届け出る書類——政治資金収支報告書。石川県選挙管理委員会が、ネットで全部公開しています。このコーナーでは、その報告書を1本ずつ読んで、事実だけを転記します。評価は書きません。読んで、考えるのは、あなたです。
出典:政治資金規正法(12条・20条の2・22条ほか)、総務省「政治資金規正法のあらまし」、石川県選挙管理委員会「政治資金収支報告書」公表ページ、同「令和6年分 政治資金収支報告書 公表対象団体一覧」。確認日:2026年8月8日。
出典: 国税庁タックスアンサーNo.1260「政党等寄附金特別控除制度」・No.1154「政治献金と寄附金」。県連への個人寄附の内訳は県選管公表の令和5年分収支報告書(当サイト転記)。
出典: 政治資金規正法1条・19条の13、政治資金適正化委員会「政治資金監査に関するQ&A」、総務省「なるほど! 政治資金」。
出典: 各報告書原本の訂正印(当サイト転記)、金融商品取引法(24条の2・172条の4・193条の2)、総務省「政治資金収支報告書のオンライン提出」案内。
出典: 総務省「改正政治資金規正法等の概要(令和6年6月及び12月改正)」(令和8年4月改訂)、参議院常任委員会調査室「収支報告書の不記載等問題を踏まえた政治資金制度の見直し」(2024年9月)。確認日: 2026年8月11日。
石川県選管が公表する令和5年分(2024年11月29日公表)のうち、「政党の支部」に区分される全8党・139団体の収支報告書を、原本PDFから1本ずつ読んで転記しました。金額はすべて円。氏名は活字で記載のあるものだけ転記し、手書きのみで判読に不安が残る氏名は誤読を避けるため転記していません。全139団体で、収支の足し算(前年繰越+本年収入=収入総額/収入総額−支出総額=翌年繰越)が1円単位で一致することを再計算で確認済みです。当初、1団体(自民・トラック支部)だけは総括表が手書きで判読できず「保留」としていましたが、原本の再確認で全数字が確定し、足し算も一致しました(2026年8月更新)。
令和5年分の石川県の政党支部は139団体。うち自由民主党が116団体(83.5%)で、残りは公明4・共産4・立憲4・社民4・参政4・維新2・国民1です。支部の名称を見ると、3つの型に分かれます。
報道によれば、自民党の支部は全国に7700以上あります(上毛新聞・2025年10月)。企業・団体からの寄附の宛先として認められているのは政党と政党支部だけなので(しくみタブ参照)、支部の数は寄附の窓口の数でもあります。また、年1,000万円を超える企業献金の公表を盛り込んだ自民党の法案では、公表対象となる自民支部は全体の5.6%と報じられました(日本経済新聞・2025年2月)。
出典: 石川県選挙管理委員会 政治資金収支報告書公表一覧(令和5年分・令和6年分)/上毛新聞2025-10-27/日本経済新聞2025-02-23。団体数・支部名はすべて公表一覧の記載のまま。
まず収入総額をバーで。長さは最大の自民党を100%とした比です。
団体数は県選管の公式一覧どおり(自民116・公明4・共産4・立憲4・社民4・参政4・維新2・国民1)。当初判読保留だった自民・トラック支部も原本の再確認で数字が確定し、合計に算入済みです(2026年8月更新)。
代表者名は各報告書のその1(表紙)の記載のまま。国会議員が代表の「選挙区支部」と、県全体を束ねる「県連(支部連合会)」が上位に並びます。
どの型も報告書に書かれた事実で、すべて合法の枠内です。型は特定の党だけのものではなく、複数の党に同じ形がありました。
企業・団体からの寄附は、政党・政党支部あてなら合法です(しくみタブ参照)。同じ会社の代表者名が報告書によって「黒木康生」「黒木輝久」「黒木靖生」と違う字で書かれている例もありました——原本の記載のまま転記しています。
「分からないことは分からないと書く」(決めごと6条)。上の箇所は今後、原本の高解像度確認や訂正の公表があれば更新します。
議員名鑑の38人の氏名を、139本の報告書の「代表者」欄と機械照合しました。以下は氏名が一致したという事実の一覧です(同姓同名の可能性は排除できません)。会派は令和8年6月時点の議会名簿、報告書は令和5年分——時点が違うことにご注意ください。
照合方法: 当サイトが転記した139本の代表者欄と議会名簿38人の氏名の完全一致(機械照合・2026年8月11日)。出典は各報告書原本と金沢市議会の議員名簿。
1行=1団体。「収」=収入総額(前年繰越込み)/「本年」=令和5年に入ったお金/「支」=支出総額。円。タップで党ごとに開きます。
出典: 石川県選挙管理委員会「令和5年分 政治資金収支報告書」(2024年11月29日公表)の各団体原本PDF。代表者名は各報告書その1の記載のまま。全数字は当サイトで転記後に再計算し、収支の一致を確認済み(保留1団体を除く)。確認日: 2026年8月11日。
読了メーター:令和5年分・政党の支部 139本/139本=全数転記ずみ・保留ゼロ(2026年8月11日現在)。原本側の不一致は1件のみ——転記タブに明記。
2026年3月8日の市長選で、現職の村山卓氏が再選されました(投票率48.59%)。ここでは、村山氏が選挙時に公式サイトで掲げた「これからの約束」を全項目そのまま記録し、任期4年間の進み具合を追いかけます。ステータスは公的な動き(予算・議案・答弁)が確認できたかどうかで判定します。
最終更新:2026年7月12日。出典:村山たかし公式サイト「これからの約束」(公約原文)、金沢市議会6月定例月議会(議案・市長答弁)、令和7年度12月定例月議会(補正予算)、北國新聞報道。公約の文言は原文のまま載せています。
「あの工事、いつ終わるん?」「あの計画、今どうなってる?」——金沢のまちで進んでいる主要な事業の進捗を、公的機関が公表している情報だけでまとめました。
※このコーナーは主要事業の一部を抜粋したものです。掲載していない事業も多数あります。網羅ではなく「代表例で進捗の見方を知る」ことを目的としています。
じつは金沢市は、市民の声を集めてほめ言葉も辛口も公式に公開しています。市のホームページの奥で眠っているその「本音」を、掘り起こしました。すべて出典は市の公表資料です。
観光政策課の市民アンケート報告書(令和5〜7年度)には、自由意見がそのまま載っています。市民の心は、きれいに割れています。
※出典:金沢市公式サイト(eモニター制度・アンケート結果の活用状況)、金沢市観光政策課「金沢市の観光に関するアンケート調査報告書」(令和5〜7年度)、金沢市まちづくり関連アンケート調査結果、金沢市市民協働推進課調査(金沢大学と共同)。引用は市公表資料の自由意見欄より。個々の意見は市民ひとりの声であり、市全体の総意ではありません。
まちの個性は、じつは議会の議決でできています。金沢が「条例」という道具でまちを守り、国まで動かした物語です。
金沢のユニークさは、初代の1本で終わらせず、風景の「部位」ごとに専用の条例を作り続けたことです。主なラインナップ:
※出典:金沢市例規集(各条例本文)、地方自治研究機構「景観条例」解説、Wikipedia「景観条例」、国土交通省・歴史的風土審議会資料、金沢市公式サイト。
条例は、市が自由に作れるわけではありません。地方自治法という国の法律が、市のしくみと市民の権利の土台を定めています。
※出典:地方自治法(昭和22年法律第67号)第14条・第74条・第76条・第80条・第81条・第96条・第100条・第242条・第242条の2/署名数の概算は金沢市選挙管理委員会公表の当日有権者数367,808人(2026年3月執行 金沢市長選挙)による当サイトの計算/金沢市例規集。
出したゴミは、消えません。燃やして灰にし、その灰を山に埋めている——金沢のゴミの一生と、そこに流れるお金、そして「埋める場所はいつまで足りるのか」という未来の話です。
情報公開請求で入手した「令和6年度 主要施策の成果説明書」から、金沢市単独の実額です。
出典:金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」P104-105(情報公開請求で入手・当サイト転記)
出典:金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」(令和7年12月定例月議会で認定)
上で「判定には総排出量の推移が必要」と書きました。その答えが、市の最新の計画書「金沢市ごみ処理基本計画(第7期)」(令和6年3月)に載っています。家庭も事業所も、燃やすも埋立も資源もぜんぶ足した「ごみ総排出量」の実績です。
※出典:金沢市ごみ処理基本計画(第7期)概要版(令和6年3月・金沢市環境局)、金沢市ごみ処理基本計画(平成27年3月)。増減率は掲載実数から検算し一致を確認。
環境のアンケートに市民の9割近くが答えた(回答223人)——関心の高さ自体がひとつの結果です。中身はこちら。
出典:金沢市eモニター制度「地球温暖化対策と食品ロスについてのアンケート」(令和7年7月実施・対象250人・回答223人・回答率89.2%、食品ロス削減推進計画の改定資料を兼ねる調査)。
上のアンケートで76.2%が「知らない」と答えた市の地球温暖化対策実行計画(令和5年2月改定)。せっかくなので中身を読みました。目標と現在地はこうなっています。
出典:金沢市「金沢市地球温暖化対策実行計画【改定版】」(令和5年2月、ゼロカーボンシティ推進課所管。目標・排出量・排出係数・部門別分析・削減内訳・EV31,400台等すべて同計画本文より)。2020年度排出量にはコロナ禍の影響を含みます。
※出典:金沢市公式サイト(戸室新保埋立場・家庭ごみ有料化制度)、石川県生活環境部資源循環推進課「石川の廃棄物処理(一般廃棄物)令和4年度実績」、日本テレビNEWS24(2018年・有料化の効果)、金沢市議会議員の分析(2018年)。金額・削減率は各公表時点の値で、最新は市・県の資料で確認できます。
出典:金沢市 行政情報非公開決定通知書(環政第870号・令和8年8月6日)、令和6年度 主要施策の成果説明書P105
毎日ひねる蛇口。その水が通る金沢の水道管は、半分近くが「寿命超え」です。誰も気にしないけれど、これは金沢のいちばん静かで、いちばん大きな未来の宿題です。
※出典:金沢市企業局「金沢版上下水道アセットマネジメント基本方針」(令和6年3月)、「水道施設再整備基本構想」(令和6年3月)、「かなざわ下水道21世紀ビジョン」、金沢市企業局公式サイト。老朽化率46.7%は令和4年度末時点の値です。
出典:金沢市水道事業特別会計決算書・金沢市下水道事業特別会計決算書(いずれも令和6年度、金沢市企業局公表)、水道事業の令和9年度赤字見通しは北國新聞報道(2024年11月)。
令和7年、企業局が市民に聞きました(回答205人)。「適切なコストをかけて優先すべき施策は?」——答えは、このカードで見てきた話とぴったり重なります。
出典:金沢市eモニター制度「水道の利用実態等についてのアンケート」(令和7年9月実施・対象250人・回答205人・回答率82.0%、企業局経営企画課)。
金沢は、静かに年をとっています。2040年には、市民の約3人に1人が65歳以上。支える人が減り、支えられる人が増える——この避けられない未来に、まちはどう備えるのか。
同じ「長寿安心プラン2024」の第2章には、介護保険が始まった2000年からの長い時系列が載っています。25年でまちがどう変わったか、3つの数字で。
出典:金沢市「長寿安心プラン2024」第2章(高齢化の進展と介護保険の現状)。世帯数は国勢調査。
分厚い計画書のいちばん後ろ、第7章の資料編。ここに市が高齢者に行った「介護予防・日常生活圏域ニーズ調査」(令和5年2月実施)の生の集計が載っています。読むと、制度の課題が数字で浮かび上がります。
出典:金沢市「長寿安心プラン2024」第7章資料編(介護予防・日常生活圏域ニーズ調査の単純集計、市民フォーラム・Webアンケートの概要)。割合は回答者ベース。介護保険料は所得に応じた13段階制(年額19,776円〜181,884円=月あたり1,648円〜15,157円)で、低所得層には公費軽減があります。
介護のお世話にならず自立して暮らせる期間=健康寿命。市の健康プラン2024が、前計画6年間の答え合わせを公表しています。
出典:金沢市「金沢健康プラン2024」本編(令和6年度策定、健康政策課。健康プラン2018の評価結果=図表2-1の2016年/2022年比較、特定健診の傾向)。健康寿命は介護保険データ等による市町村算定方式(日常生活動作が自立している期間)で、国が公表する都道府県・全国値(国民生活基礎調査方式)とは算定方法が異なるため直接比較はできません。不健康な期間は平均寿命−健康寿命で算出。
介護保険が「制度の支え」なら、その手前で困りごとに気づく「人の支え」がいます。民生委員・児童委員——金沢市内54地区で1,105人が活動する、地域のボランティアです(担当:福祉政策課)。
※出典:金沢市公式サイト(福祉政策課「民生委員・児童委員」FAQ・市内54地区1,105名)、金沢市民生委員の定数を定める条例(おおむね200世帯に1人)、金沢市社会福祉協議会(制度の起源・大正11年/100周年)、民生委員法・児童福祉法。
出典:金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」(令和7年12月定例月議会で認定)
出典:金沢市「長寿安心プラン2024」第6章(高齢者人口・認定者数の推計と介護保険サービスの見込量)、金沢市への情報公開請求の回答(令和8年7月・認定理由別統計は不存在)。
※出典:金沢市「高齢者人口・認定者数の推計と介護保険」(介護保険事業計画・第6章)、金沢市人口ビジョン、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」。高齢化率約33.4%は2040年度の市推計値です。
2040年の推計だけでなく、いま(令和6年度)の実数も、情報公開で得た決算資料から並べます。
出典:金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」P65-69・成果説明書 介護保険特別会計(情報公開請求で入手・当サイト転記)
出典:金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」介護保険費特別会計P234-235
「昔は片町によう買い物に行ったのに、最近さっぱり」——その実感、気のせいではありません。休日の人出は、ピーク時の6割弱まで減りました。金沢の中心市街地の、過去・現在・未来の物語です。
まちなかの市街地再開発事業への市の補助金・負担金を、当サイトが情報公開の手続きで市街地再生課から入手しました(事業別・年度別)。
出典:金沢市市街地再生課「情報提供」(令和8年8月4日付。片町A地区〈片町きらら〉=H24〜H28計852,500,000円、金沢駅武蔵南地区=H27〜R3計444,817,000円、片町四番組海側地区=R2〜R6計19,829,000円。各事業の年度別内訳の合算を当サイトで検算し一致。「等」に金沢駅武蔵南地区を含む旨は同資料の注記)。
この調査、じつは昭和53年から続く定点観測です。昔は人がカウンターでカチカチ数えていましたが、令和5年からはスマホのGPSデータ(KDDI Location Analyzer)で市内22商店街・41地点を24時間計測する方式に進化しました。最新の令和7年調査から、まちなかの「今」です。
※出典:金沢市「令和7年度歩行者動態調査報告書」(商工労働課・令和8年3月)。調査は令和7年10月の平日・休日平均、20歳以上の歩行者(自転車含む・外国人除く)をGPSから拡大推計。
令和7年、市が中心市街地について市民に聞きました(回答201人)。「空洞化」の数字の裏にある、市民の実感です。
出典:金沢市eモニター制度「金沢SDGsに関する意識調査及び中心市街地活性化に関するアンケート」(令和7年11月実施・対象250人・回答201人・回答率80.4%、企画調整課)。外出先の割合は「どちらかというと」を含む合計。
人口が減る時代に、まちの形をどうするか。金沢の答えが「集約都市形成計画」(平成29年策定・令和7年9月変更)です。キーワードは「軸線強化型都市構造」。
出典:金沢市「金沢市集約都市形成計画」(平成29年3月策定・令和7年9月変更、都市計画課。第3章「本計画が目指す将来都市像」・届出制度の解説ページより。人口減少率・スポンジ状の記述・軸線強化型都市構造・段階的変革イメージはすべて計画本文の記載)。区域図は市の「まちづくり支援情報システム」で誰でも確認できます。
※出典:金沢市「中心市街地都市機能向上計画」「第4期中心市街地活性化基本計画」(国認定・計画期間は令和4年度〜。通行量59,155人は同計画の基準値、103,660人は目標値)、中心市街地活性化協議会支援センター、北陸中日新聞(大和の歴史)、日本経済新聞、金沢市市街地再開発事業の公表資料、Wikipedia(香林坊・金沢丸越百貨店)。通行量は計画掲載の現状値・目標値です。
「加賀野菜」は、昔から自然にあったブランドではありません。消えかけた伝統野菜を、市が制度でよみがえらせた——1997年に生まれた、比較的新しい「発明」なのです。その物語と、いま迫る担い手の危機。
加賀野菜15品目には、金沢の地名や特徴が刻まれています。代表的なものを。
出典:金沢市農産物ブランド協会「品目紹介」、金沢市公式サイト「伝統野菜」ほか。認定15品目の一覧は同協会公表による。
市が海の幸について市民に聞いたアンケート(回答210人・回答率84.0%はR7シリーズ最高——さすが食いしん坊のまち)。誇りと悲鳴が同居する結果になっています。
出典:金沢市eモニター制度「金沢の海の幸についてのアンケート」(令和7年6〜7月実施・対象250人・回答210人・回答率84.0%、農水産振興課所管の海幸金沢魅力向上計画・次期計画策定のための調査)。
農業と森づくりプランの改訂に向けて、市が農産物について市民に聞きました(回答218人・回答率87.2%)。加賀野菜15品目の「格差」がくっきり出ています。
出典:金沢市eモニター制度「金沢産農産物についてのアンケート」(令和7年8月実施・対象250人・回答218人・回答率87.2%、金沢の農業と森づくりプラン改訂のための調査)。
加賀野菜のブランド物語の裏で、金沢の農業全体はどんな規模なのか。そして、その土台である「農地」を誰が守っているのか。国の農林業センサスの数字と、農業委員会の役割を見ます。
※出典:農林水産省「わがマチ・わがムラ(市町村別農林水産業データ)」金沢市(耕地面積は令和6年面積調査、農家数・経営体・作付は2020年農林業センサス、農業産出額は令和5年市町村別推計、漁獲量は平成30年海面漁業生産統計)、金沢市公式サイト(農業委員会事務局「農地転用」「農地バンク」「農地利用最適化推進委員」)、農地法(平成21年改正・所有から利用へ)。
上の「危機」を、数字で確かめます。当サイトが情報公開の手続きで農業水産振興課から提供を受けた「金沢産農産物ブランド戦略2030」(令和8年2月策定)の実データと、新規就農者の3年分です。
出典:金沢市「金沢産農産物ブランド戦略2030」(令和8年2月策定・P36〜43。農家戸数H26 466戸→R6 312戸、栽培面積303ha→268ha、出荷量4,379t→3,792t、販売単価343円/kg・市卸売市場類似品目325円・主要都市293円、品目別の農家数・面積・出荷量・単価の一覧。全文は市公式サイトで公開)、金沢市農林業振興協議会資料(新規就農者数R5=16人〈農業大学校5・法人4・独立親元7〉・R6=15人〈8・2・5〉・R7=21人〈10・8・3〉、H28〜R7累積208人・目標200人/10年、農業大学校修了生の就農率87.9%・3年後定着率81.0%〈1〜14期生〉)。いずれも農業水産振興課からの情報提供(2026年8月受領)・減少率と累積の連鎖は当サイトで検算し一致。農業従事者の年齢構成は、市の公開はR2農林業センサスが最新で、R7センサスは石川県の統計サイト(Excel)に掲載。
では、市は加賀野菜に年いくら使っているのか。決算の「主要施策の成果説明書」から、加賀野菜関連の事業費3年分(令和4〜6年度)です。
出典:金沢市「主要施策の成果説明書」令和4・5・6年度版の抜粋(農業水産振興課からの情報提供・2026年8月受領。加賀野菜産地生産基盤強化事業=R4 33,959千円・R5 25,476千円・R6 30,943千円〈各年度の部会別内訳の合算を当サイトで検算し一致。年度により掲載主体が異なるため、参考再掲値とは構成が異なる〉、加賀野菜産地活性化推進事業=各年度1,200千円、希少品目生産振興事業=R4 1,254千円・R5 261千円・R6 3,475千円、希少品目生産振興モデル対策事業=R5 150千円・R6 300千円、重点品目振興対策事業費=R4 549千円・R5 8,780千円・R6 15,660千円、加賀野菜ブランド力向上事業=R4 3,500千円・R5 3,093千円、加賀野菜優良種苗保存供給事業=R4 1,619千円・R5 376千円・R6 403千円。該当事業のマーカーは市による)。
※出典:金沢市公式サイト(伝統野菜)、金沢市農産物ブランド協会、環境省「つなげよう、支えよう森里川海」事例集(加賀野菜)。品目・年次は各公表資料に基づきます。
出典:金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」(令和7年12月定例月議会で認定)
出典:金沢市公設花き地方卸売市場事業報告書・同決算書(令和6年度、令和7年12月定例月議会で認定)
情報公開で得た決算資料から、金沢の農業の「いま」を数字で見ます。
出典:金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」P112-127・P141・P161(情報公開請求で入手・当サイト転記)
毎月払う保険料。その先で医療費がどう動き、どこに「適正化」の論点があり、金沢市が何をしているのか——事実だけを、出典つきで整理します。評価や賛否は書きません。判断は、読む人にゆだねます。
「なんとなく知ってる」けど、実数を見たことはない——そんな制度の代表格です。金沢市の令和6年度の実績を、情報公開で得た決算資料から並べます。
出典:金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」P84-85(情報公開請求で入手・当サイト転記)
障害福祉も、ふだん数字を見る機会がありません。情報公開で得た決算資料から並べます。
出典:金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」P54-63(情報公開請求で入手・当サイト転記)
出典:金沢市「令和6年度 主要施策の成果説明書」P89-90・母子保健/国民健康保険特別会計(情報公開請求で入手・当サイト転記)
医療費の「適正化」をめぐり、国の機関や報道で論点として挙がっている事柄を、賛否を交えず事実として並べます。いずれも制度の設計に関する議論であり、利用者個人を非難するものではありません。
当サイトが情報公開の手続きで保険年金課から提供を受けた実データです(国民健康保険=自営業・退職後74歳までの人などが入る保険。75歳からは県単位の後期高齢者医療へ)。
出典:金沢市保険年金課「金沢の国保」(令和7年度版・令和6年度実績。療養給付等費用額R2=350億2,904万円→R6=328億9,568万円、年間平均被保険者85,052人→73,667人、1人あたり療養給付費411,854円→446,546円、年齢階層別の被保険者・診療費構成)、「『データヘルス計画』に基づく医療費適正化事業 実績」(ジェネリック差額通知R7年度2,551+2,153+1,777=6,481通・切替率88.7〜90.3%、重複投与者150通・多剤投与者102通、重症化予防510通)、「第3期データヘルス計画 目標値管理一覧」(令和8年1月国民健康保険運営協議会資料。特定健診受診率R7実績41.6%・特定保健指導実施率31.0%・目標各60%、後発医薬品使用割合R7実績90.5%・目標86.8%、新規透析導入R6実績45人)。いずれも2026年8月受領の情報提供資料・構成比等の合算は当サイトで検算。
スマホアプリで歩数などを記録するとポイントが貯まる「健康ポイントアプリ事業」。令和6年10月に始まった新しい施策の、最初の2年分の実データを健康政策課から提供を受けました。
出典:金沢市健康政策課「情報提供」(2026年8月受領。健康ポイントアプリ事業=令和6年10月開始、R6予算9,000千円・決算6,598千円、R7予算9,963千円・決算9,793千円、アプリ登録者数R6 1,894人・R7 3,798人〈累計〉、委託先R6(株)グッピーズ5,723,894円・R7(株)FiNK Technologies 6,862,680円〈事業継承〉、ウォーキングイベントR6 0回・R7 2回692人、広報費等147,290円/75,350円)、(公財)金沢健康福祉財団「法人の経営状況の報告」(議会報告・令和4〜6年度決算。健康増進事業費43,571→46,667→47,053千円、健康増進・介護予防教室等の参加者10,498→13,147→16,257人。財団全体の事業費+管理費=945,840→889,956→913,589千円は当サイトで合算検算し一致)。1人あたり額・執行率は当サイトの計算。
※出典:金沢市公式サイト(国民健康保険・後期高齢者医療制度・保健事業実施計画・生活保護)、金沢市医療扶助審議会条例、厚生労働省(診療報酬改定・生活保護の医療扶助)、会計検査院報告、参議院調査室資料、内閣府「高齢者の健康に関する意識調査」。専門家の見解が分かれる事項はその旨を明記しています。数値・制度は各公表時点のものです。
上で「医療扶助」の制度論を紹介しました。では金沢の実数はどうなっているのか。金沢市統計書(令和6年度版)の「生活保護 総括表・生活保護費」(資料:生活支援課)から、平成26〜令和5年度の10年分を整理します。
※出典:金沢市統計書 令和6年度版「12-14 生活保護 総括表」「12-15 生活保護 生活保護費」(資料:生活支援課)。世帯数・人員は延数のため12で割った月平均で表記(例:令和5年度 延44,336世帯÷12≒3,695世帯。月末値3,677〜3,714世帯と整合・検算済み)。割合は人口457,312人(令和6年1月1日・市推計人口)で当サイトが算出。
出典:金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」(令和7年12月定例月議会で認定)
出典:金沢市立病院「経営強化プラン点検・評価報告書(令和6年度実績)」(令和7年11月)、金沢市立病院再整備基本計画(令和6年度策定)、金沢市病院事業会計決算書(令和6年度)。
当サイトの開示請求で、金沢市の生活保護と医療の実像がそろいました。令和6年度の数字です。
出典:金沢市福祉局「重複投薬者・多剤投与者・頻回受診者に対する指導結果」(令和5〜7年度・生支第375号で開示)、令和6年度 主要施策の成果説明書P84
2026年6月8日〜25日にひらかれた6月定例月議会。3月に市長選があったため、2月議会では最低限の「骨格予算」だけを組み、この6月議会で新しい事業を上乗せする「肉付け予算」(一般会計46億円の補正)が審議されました。いわば市長選後、最初の本格的な議会です。
金沢市議会は38人。自民19(うち1人は議長で採決に加わらず)・みらい金沢6・市民目線の会5・公明2・共産3・1人会派3(創生かなざわ・金沢さくら会・結び会)。気になる議案をポチると、会派ごとの◯×と中身が出ます。◯=賛成 ×=反対 △=会派の中で割れた。
※出典:金沢市議会「令和8年度 6月定例月議会 議案の審議結果」「議員別賛否一覧」(市公式サイトで公開)。次の定例月議会は9月。閉会後、このページと議員名鑑を更新します。議員個人ごとの賛否は公式PDFで誰でも確認できます。会派名は議決時点のもの。
※6月議会の討論の会議録は公開され次第、各議案の「言い分」に追記します。それまでは市議会の録画中継(インターネットで無料公開)で確認できます。
金沢市は毎年、観光客向けと市民向けの2つのアンケートをやっています。2つを並べると、面白い構図が見えてきます。
※出典:金沢市経済局観光政策課「令和7(2025)年度 市民アンケート調査結果」(市民2,000人に郵送・有効回答615人)、「金沢市観光調査結果報告書 令和6(2024)年」(観光客対象)。
令和7年度、市が自分の広報について市民に聞きました(回答192人)。このサイトが存在する理由みたいな結果が出ています。
出典:金沢市eモニター制度「金沢市の広報に関するアンケート」(令和7年11〜12月実施・対象250人・回答192人・回答率76.8%、広報広聴課)。LINE満足度は利用者ベース。
令和8年1〜2月、市がDX推進について市民に聞きました(回答191人)。総論は高評価。でも各論に、このサイト史上最強の「断層」が眠っていました。
出典:金沢市eモニター制度「本市のDX推進についてのアンケート」(令和8年1〜2月実施・対象250人・回答191人・回答率76.4%)。調査自体がDXアクションプランと国のデジタル田園都市国家構想補助金のKPI測定を目的とするもの。
このカードで紹介してきた市民アンケートの数々は、市民250人の「eモニター」が年間を通して答えたもの。年度の最後に、制度そのものへの評価を聞いています(回答199人)。
出典:金沢市eモニター制度「金沢市eモニター制度についてのアンケート」(令和8年2月実施・対象250人・回答199人・回答率79.6%、市民協働推進課)。モニターは公募250人・任期1年・謝礼は図書カード。結果と活用状況は市公式サイトで年度別に公開。
「旅行者を快く受け入れるために、どんな取り組みが必要?」(複数回答)への市民の答え、上位はこうなっています。
※出典:同・令和7年度市民アンケート 問4(回答者615人・複数回答)。
アンケートの自由記述から。賛否バランスよく、原文のまま引用します(出典:令和7年度市民アンケート)。
※引用はすべて金沢市公表の報告書に原文どおり掲載されているものです。全文は市公式サイトの「金沢市の観光に関するアンケート調査」で読めます。毎年更新されるので、来年の結果と比べるのも面白い。
ニュースは「決まったこと」を伝えます。でも本当に大事なのは、決まる前。ここでは、いま金沢で進行中の議論を集めました。まだ間に合う話ばかりです——パブリックコメントや議会の傍聴で、あなたの声を入れられます。
※出典:金沢市議会6月定例会での市長答弁(北國新聞 2026年6月報道)、市議会2月議会の一般質問、北陸中日新聞(金沢方式)、金沢市「持続可能な観光振興推進計画2026」、日本経済新聞(2026年7月・学生まちなか回帰検討会議)。状況は変わるため、最新は市議会の会議録・中継で確認できます。
出典:金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」(令和7年12月定例月議会で認定)
令和7年7月2日、金沢駅から武蔵・南町・香林坊・片町に至る都心軸沿線が、国の「都市再生緊急整備地域」に指定されました。渋谷駅や新宿駅周辺と同じ制度の仲間入り——金沢のまちなかの、これから10年を決める話です。
出典:金沢市都市再生推進室「都市再生緊急整備地域」ページ(金沢駅東地域・令和7年7月2日指定、区域図・地域整備方針を公開)、同「都市再生緊急整備地域指定に向けて」(準備協議会・市民アンケート・パブコメの経緯)、閣議決定・面積59ha・含まれる施設・市長コメントは日本経済新聞(2025年6月27日)・北國新聞(2025年6月28日)報道。区域は市の「まちづくり支援情報システム」でも確認可。
このリストは特別な取材で作ったものではありません。誰でも見られる場所から拾っています。つまり、あなたにも見つけられます。
日本の行政の大原則は「申請主義」。どんなにあなたが対象でも、申請しなければ1円ももらえません。そして、制度の存在があなたに届いているとは限りません。だからこのページがあります。個別の制度より先に、全制度に共通するルールを頭に入れてください。
※金額・条件は2026年7月時点の公開情報(金沢市公式・住宅事業者まとめ)。制度は年度で変わるため、申請前に必ず市の最新ページで確認してください。区域・築年・所得などの条件があります。
※国の制度と市の制度を区別して書いています。金額・条件は変わるため、申請前に必ず担当課で確認を。この一覧は「入口」です——あなたのケースの正解は、鉄則6の電話一本で確かめてください。
※出典:金沢市企業局公式サイト(譲渡の経緯・基本方針)、日本経済新聞(2020〜2022年の一連の報道)、Wikipedia「金沢市企業局」。
出典:金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」(令和7年12月定例月議会で認定)
※関連:金沢市民って、トクなん?(金沢だけシリーズ)、まだ分からないこと。
※金額は金沢市の公式公表資料(広報かなざわの給与公表・令和2年4月1日現在)より。改定されることがあるため、最新値は市人事課「給与・定員管理等の公表」ページで確認できます。議員報酬の県内比較は全国市議会議長会調査・自治体例規データより。
※出典:総務省「地方公務員給与実態調査」(2024年)、金沢市の給与・定員管理等の公表(広報かなざわ・令和2年度版)。
窓口、事務補助、保育、給食調理、図書館——市役所の仕事の一部は、会計年度任用職員(1年度ごとの任用で働く非正規の地方公務員・2020年度に制度化)が担っています。上の3,269人は常勤職員の数。ではこの人たちは何人いるのか?
出典:金沢市「人事行政の運営等の状況の公表」(令和6年公表版。会計年度任用職員〈フルタイム〉10人〈病院・令和6年4月1日〉、会計年度任用職員の女性割合76.3%・常勤職員全体40.3%〈同日〉、男女の給与差異〈令和5年度〉86.4%/60.6%はいずれも同資料の掲載値。パートタイム型の総人数は同資料に記載なし)、金沢市「令和8年度当初 議案書」議案第77号(職員の給与に関する条例等の一部改正・第2種初任給調整手当の新設と会計年度任用職員給与条例の改正条文)。
市が毎年公表する「人事行政の運営等の状況」から、あまり読まれないページを開きます。Webの公表は直近2年度分のみ——それより前の8年分は当サイトが開示請求の手続きで人事課から入手し、10年分をそろえました。
出典:金沢市「人事行政の運営等の状況」平成28年度〜令和5年度公表の抜粋(懲戒処分の状況・人事課からの送付〈2026年8月受領・開示請求への対応〉。年度別実績: H27=減給2、H28=戒告2、H29=減給2、H30=戒告3減給6停職1の計10、R元=減給1停職1、R2=停職1、R3=戒告1免職1〈免職は収賄等関係〉、R4=減給1停職1。各表の内訳と計の一致・10年合計32人は当サイトで検算)、同 令和6年度公表版(令和5年度実績:懲戒3人=停職3、分限75人〈心身の故障による休職74・適格性による降任1〉、公平委員会0件)・令和7年度公表版(令和6年度実績:懲戒6人=戒告3・停職2・免職1、分限67人〈心身の故障64・条例事由の降任3〉、時間外月平均12.1時間、年休12.2日・消化率32.2%、男性育休89.2%、公平委員会0件)。
市は条例に基づき、職員数・給与・働き方の詳細を毎年まるごと公表しています(令和6年公表版)。読むと市役所のいまが立体的に見えてきます。
出典:金沢市「人事行政の運営等の状況の公表」(令和6年公表版、金沢市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例に基づく。職員数3,269人〈令和6年4月1日〉と部門別増減理由・ラスパイレス指数99.2〈令和5年〉・平均給与・時間外月平均14.6時間・年休11.7日/31.3%・男性育休取得率・女性管理職割合・休職74人はいずれも同資料の掲載値)。市民139人に1人はR7国勢調査速報人口454,071人÷職員数で算出。
一言でいうと——地区公民館・児童館・消防分団の施設など「地域の公共施設」を、市が全部やるのではなく、お金も運営も市と地元(校下・町会)で分け合って支える、金沢独特の仕組み。中身は3点セットです。
※出典:金沢市地区公民館の公式説明(地域主導・ボランティア・地元負担1/4の3要素)、北陸中日新聞。対象施設や負担割合の詳細は施設の種類・時期により異なります。
「金沢方式」の実際の負担額を、当サイトが情報公開の手続きで消防局から入手しました。消防団の機械器具置場・ポンプ車などの整備実績(令和3〜7年度)です。
出典:金沢市消防局消防総務課「消防団関係施設 年度別執行件数・執行額一覧(令和3〜7年度)」(情報提供・2026年8月受領。R3=14件・総事業費66,160,073円・補助41,370,000円・地元24,790,073円/R4=14件・138,885,290円・90,850,000円・48,035,290円/R5=28件・77,181,297円・53,280,000円・23,901,297円/R6=9件・46,854,880円・30,880,000円・15,974,880円/R7=9件・128,693,689円・58,000,000円・26,538,469円。5年計74件・457,775,229円・274,380,000円・139,240,009円=地元負担率30.4%。縦横の合算・各年度の内訳一致は当サイトで検算)、「消防施設に対する補助取扱要領」(昭和44年4月1日制定・別表に全分団のエリア区分)、金沢市「令和7年度当初予算概要」抜粋(消防団施設整備助成費105,820千円=ポンプ自動車等購入費補助39,140千円・機械器具置場等整備費補助59,980千円、補助率・単価改定と全額市負担の新設、消防団運営費181,733千円〈女性消防分団の全団創設9,316千円等〉)。
※出典:北陸中日新聞(2024年5月・2026年2月)、金沢市地区公民館の公式説明、市議会会議録(2月議会一般質問)。
※出典:金沢市「金沢方式のあり方に関する検討について」(企画調整課)、北陸中日新聞、市議会会議録、「市民目線で金沢方式を考える会」シンポジウム報道・公開資料。論点整理は各主体の主張を対比したもので、当サイトの立場を示すものではありません。
出典:金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」(令和7年12月定例月議会で認定)
出典:金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」(令和7年12月定例月議会で認定)
※出典:Wikipedia「景観条例」・国土交通省資料・都市計画学会論文(伝統環境保存条例)、金沢市公式サイト(泉鏡花文学賞・例規集)、IDEAS FOR GOOD取材記事および金沢市民芸術村条例。 「全国唯一」だったガス・発電の話はガスと発電、売った話へ。
「市民が担い手」には、裏の顔もあります。トクな話だけ載せるのはフェアじゃないので、こちらも。
※景観規制の対象区域・基準は場所により異なります。詳細は市の景観政策課ページで確認できます。
金沢の歴史をたどると、茶屋街も、寺院群も、用水も、兼六園も、ぜんぶ前田家(まえだけ)という殿さまの一族にたどりつきます。加賀百万石(かがひゃくまんごく)を約260年おさめた前田家。有名なのは初代の利家(としいえ)ですが、金沢の文化をつくったのは、実は2代・3代・5代あたりの殿さまたちです。ここでは「誰が何をしたか」をざっくり紹介します。
※出典:前田家歴代当主については、兼六園公式サイト、加賀藩関連資料、各藩主のWikipedia等の一次・二次資料にもとづきます。石高・年号・業績は諸資料で確認できるもののみ記載しています。藩主の代数は、藩祖・利家を初代とし、利常を3代、綱紀を5代、慶寧を14代とする、金沢で広く使われる「前田家当主」の数え方に従っています(別に、利長を1代とする「加賀藩主」基準の数え方もあり、その場合は綱紀が4代・慶寧が13代となります)。
金沢のまちなかを流れる用水。あれ、ただの水路やないんです。400年前の「城の防衛線」の生き残りです。
※出典:金沢市「金沢城惣構跡」、文化財保護課の調査・整備資料。
加賀藩をおさめた前田家の当主14代。★は特に金沢に大きな足あとを残した殿さまです。タップで、その殿さまに関わる校下へ飛べます。
※3代・利常は利家の四男で、子のなかった兄・利長の養子として家督を継ぎました。7〜11代は6代・吉徳の子どもたちが、早世のため次々と兄弟で継いでいます。(数え方は藩祖・利家を初代とする当主基準)
※このサイトでは、前田家の当主としての代数(藩祖・利家を初代とし、利常を3代、綱紀を5代…と数える、金沢で広く使われる数え方)で表記しています。ここでは特に金沢に関わりの深い殿さまを取り上げます。
金沢には「うちの町のチーム」が4つあります。日本一の王朝も、地震を乗り越えたチームも、名前に隠し味があるクラブも。知れば知るほど、応援したくなる話を集めました。
1975年、北國銀行のチームとして創設。いまや日本リーグ前人未踏の10連覇(2014〜2024)・通算11回優勝の絶対王者です。
前身は1956年創設の金沢サッカークラブ。実は70年の歴史があります。2006年に改名、2014年にJリーグ入り。
2015年、石川県初のプロバスケとして「金沢武士団」の名で参入。全部漢字のチーム名はリーグ初でした。マスコットはライゾウ。
2007年、独立リーグ・BCリーグの初代王者。チーム名の由来は加賀百万石(百万=ミリオン)、チームカラーの紺は日本海の色です。
※出典:各チーム公式、Jリーグ経営情報開示資料、日本ハンドボールリーグ、B3リーグ、北陸中日新聞ほか報道。成績・所属・数字はシーズンや年度で変わります。
派手な看板は出とらんでも、世界の裏側を金沢の会社が支えている——そんな話を集めました。読んだら、コンビニでも回転寿司でも、見える景色が変わります。
回転寿司のコンベア、ほぼ100%が石川県製です。うち約6割を作るのが金沢市増泉の石野製作所。スシローも、はま寿司も、かっぱ寿司も、この会社の技術で回っています。
1931年創業。前身は蒸した酒米に使う麻布を扱う「澁谷商店」でした。それが今や、飲み物を容器に詰めるボトリングシステムで国内シェア6割、東証上場の機械メーカーです。
2003年4月8日、ヤンキース松井秀喜(石川出身)が本拠地開幕戦で満塁ホームラン。テレビでそれを見た金沢の旅行会社の添乗員・宮森宏和(金沢市生まれ・農家の長男)の人生が、その一発で変わりました。
※出典:日本経済新聞、各社公式サイト・沿革、Wikipedia(回転寿司)、報道・インタビュー各種。数字は取材時点のもので変動します。津田駒工業(織機)、アイ・オー・データ機器、森八・福光屋(ともに1625年創業)など、載せるべき会社はまだあります——調査でき次第、追加します。
金沢は人口45万の街です。なのに——内閣総理大臣を2人、文化勲章クラスの巨人を何人も、世界が知る名前をいくつも出しています。歴史から現在まで、一気に紹介します。
明治3年(1870年)前後、金沢とその周辺で生まれた同世代がすごい。しかも彼らは互いに友人でした。
※出典:Wikipedia(石川県出身の人物一覧・各人物記事)、各人物の公式プロフィール、金沢ふるさと偉人館の顕彰人物ほか。出身地表記が資料で揺れる人物は多数派の記載に従い、「育ち」の人は区別して書いています。ここに載せた約30人がすべてではありません——調査でき次第、追加していきます。
金沢弁は、京都の言葉の流れをくむ「城下町のことば」です。近畿方言の影響を受けながら、雪国の暮らしの中で独特のやわらかさに育ちました。まずは殿堂入りの5語から。
※出典:Wikipedia「金沢弁」、金沢くらしの博物館「金沢のことば」、金沢日和、いいじ金沢ほか。方言の意味・使われ方は地域や世代で差があります。
金沢は2つの川(男川・犀川と女川・浅野川)と、寺町台・小立野台・卯辰山の高台でできた、坂だらけのまち。江戸時代の古地図がいまも使えるほど町割りが残っているので、坂の名前が江戸からそのまま生きています。
※出典:金沢の坂道(kanazawasaka.com)、箔一「金沢の坂道散歩」、金沢旅行系各サイト、五木寛之『金沢あかり坂』関連資料。嫁坂の由来は伝承です。
「これからの金沢」を、決まっていること・報道された事実だけで年表にしました。予想や願望は書きません。動きがあれば更新します。
※出典:日本経済新聞(2026年7月15日)、Wikipedia「北陸新幹線敦賀以西のルート選定」、福井県、旅行総合研究所タビリス、各社発表。人口推計・都市計画・新交通構想は現在調査中で、確認でき次第この年表に追加します。
このカードは「私たち市民の財布」の話です。何にお金を使い、いくら稼ぎ、どれだけ貯めているか——統計で見る金沢の暮らしのリアル。「まちの財布」(市の予算約2,091億円のゆくえ)は、姉妹カードの金沢のお金でどうぞ。
※出典:総務省統計局「家計調査 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング」、石川県統計協会(2025年6月)、石川県毎月勤労統計・金沢市消費者物価指数、総務省「市町村税課税状況等の調」に基づく年収ガイド(nenshuu.net)等の集計(2024年)。家計調査は2人以上世帯・標本調査のため年による変動があります。平均所得の額面年収への換算は給与所得控除の逆算による当サイトの概算です。
※出典:金融経済教育推進機構(J-FLEC)「家計の金融行動に関する世論調査」2024年(単身世帯・二人以上世帯)、大和総研レポート(2025年9月)、総務省「労働力調査」、厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」、リクルートワークス研究所、労働政策研究・研修機構。全国調査であり金沢市単独の値ではありません。
出典:金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」(令和7年12月定例月議会で認定)
金沢で毎年6月に開かれる最大のお祭り「金沢百万石まつり」。今では俳優が前田利家に扮する豪華な行列や、加賀鳶(かがとび)のはしご登り、おどり流しなど華やかですが、はじめからこの形だったわけではありません。その起源と、時代とともに変わってきた歩みをまとめました。
今の百万石まつりは、じつは名前も主催者も変えながら、大きく3つの段階を経てきました。
当サイトが情報公開の手続きで観光政策課から提供を受けた、実行委員会の収支決算書3年分の実物データです。金沢市の支出は「負担金+委託料(パーク&ライド等)+のと応援事業などの特別負担分」の合計です。
出典:金沢百万石まつり実行委員会「第72回〜第74回 収支決算」(市観光政策課からの情報提供・2026年7月受領。市の支出=負担金+委託料+特別負担金の市分の合計。第72回5,472万4,756円/第73回6,884万4,493円/第74回7,378万2,498円)。
市の花や旗、動物…どこの市にもある「シンボル」。金沢のそれには、加賀百万石の歴史がぎゅっと詰まっています。そして「実は無いもの」もあって、これがちょっと面白い。
※出典:金沢市公式サイト「市章・市の木」「よくある質問(市の木・市の花)」(総務課)。制定年月日も市公式の記載どおりです。
1979年(昭和54年)に制定。市民が目指すまちの姿を、5つの誓いにしたことばです。ふだん目にする機会は少ないですが、これが金沢の「憲法」のような約束です。
金沢を愛するわたくしたちは、兼六園の四季のいろどり、犀川・浅野川の清い流れ、山や街の豊かな緑、かおり高い伝統文化を誇りとし、希望と活力にみちたはたらく基盤と、創造性あふれる教育・文化の華さくまちづくりにつとめます。
出典:金沢市「令和7年度 市税のしおり」(総務局納税課・令和7年9月発行)掲載の金沢市民憲章。制定は1979年。
※出典:金沢市公式サイト、Wikipedia「金沢市歌」「金沢市民の歌」。歌詞そのものは著作権に配慮し、ここには載せていません。「金沢市歌」の楽譜・歌詞は市公式サイトでPDF公開されています。
※出典:金沢市公式サイト「金沢市の紹介」、金沢旅物語(金沢市観光協会)、Wikipedia「金沢市」。伝説は市公式にも記載されています。
加賀百万石は「食文化の宝庫」。前田家が美食家だったこともあり、野菜も郷土料理もB級グルメも独特です。金沢ならではの食を、まるっと集めました。
加賀野菜は、金沢市が認定する15品目の伝統野菜。ここでは「食べる側」の入口として、食卓で出会いやすい3つを紹介します(認定の定義・全15品目の写真つき図鑑・誰が作っているかの現実は→加賀野菜と金沢の農業)。
※品目の認定は金沢市農産物ブランド協会。認定の定義と全品目リストの出典は「加賀野菜と金沢の農業」に記載しています。
※出典:農林水産省「うちの郷土料理」、金沢市観光協会ほか。料理の由来には諸説あるものは「説」と明記しています。
数あるご当地カレーの中で、都市の名前がそのままジャンル名になっているのは「金沢カレー」だけ。その定義は、金沢カレー協会が5つにまとめています。
※出典:金沢カレー協会(定義)、チャンピオンカレー公式「金沢カレーの歴史」、Wikipedia「金沢カレー」。店舗の系譜や歴史は各社の公表情報に基づきます。
※出典:ハチバン社史・報道、現地ルポ等。(スポーツと食の「8」つながり、偶然です→金沢のスポーツ)
近江町市場の魚は、どこから来るのか。答えは西念の金沢市中央卸売市場(昭和41年開設)。市の再整備検討会が公表したデータ集に、この市場の実力と曲がり角が記録されています。
出典:取扱高(令和6年度=青果77,602t・274.0億円、水産物32,679t・502.6億円、計776.6億円)と「数量減・金額増」の分析は金沢市「金沢市中央卸売市場中長期経営戦略」概要版(市公式サイト)。全国順位・北陸シェア・せり比率は金沢市「卸売市場データ集」(再整備の在り方検討会資料・平成30年度実績の分析値。以降の順位は市の同形式の公表がないため、当時の値を時点明記のうえ掲載)。ピークは平成4年10.8万トン(同データ集)。再整備基本計画は市公式サイトで公開中。
年間◯万件と言われてもピンとこない。そこで、公表されている年間の数字をぜんぶ「きょう1日」に直しました(すべて単純計算・出典つき)。あなたが今日を過ごしている間に、金沢ではこれだけのことが起きています。
※出典:金沢市人口ビジョン改訂版(出生・死亡は2015年実績。最新値は市統計書で更新予定)、金沢市発行の環境ハンドブック(ごみ)、金沢市図書館「図書館概要」令和5年度版・利用状況統計(一次資料PDF・図書館公式サイトで公開)。
※救急は金沢市消防局「2025年 火災・救急・救助統計」(令和7年中・確定統計)。火災出動・救助出動・消防吏員数は総務省消防庁公表値(出動は令和6年中、吏員数は令和7年4月1日現在)。刑法犯・特殊詐欺は石川県全体の数字です(金沢市分のみの通年値は県警の公表資料で確認できます)。
※すべて公表されている年間値を365で割った単純計算です。年により変動します。
このサイトには金沢の話が山ほど載っています。でも、そもそも金沢市は「どんなまちを目指す」と決めているのか——その一番おおもとの答えが、ここにあります。市長の思いつきではなく、市議会が正式に議決した公式の「都市像」です。
令和5年(2023年)12月15日、金沢市議会が議決した、いまの金沢の目標像です。目標年次は令和16年(2034年)——約10年先を見すえた、まちづくりの一番上の看板。サブタイトルはこうです。
難しい言葉ですが、芯は一点です——「金沢の個性は"文化"にある」。都市像の本文が、はっきりそう言い切っています。
※出典:金沢市都市像「未来を拓く世界の共創文化都市・金沢」(令和5年12月15日議決・全文)、金沢市「新たな都市像の検討」(企画調整課)、「未来共創計画」策定資料。
都市像は、5つの分野に整理されています。それぞれ「〜づくり」という副題がついていて、魅力・暮らし・人・仕事・都市の順。金沢が10年で力を入れる場所の地図です。全方針に共通する横串は「文化の活用」「多様な人の参画」「デジタル化」の3つ。
※出典:金沢市都市像「未来を拓く世界の共創文化都市・金沢」全文(4 基本方針)、「未来共創計画」(令和6〜15年度・KPIと進捗管理の仕組み)。
じつは金沢には、いまの都市像よりさらに古くて深い「理念」があります。昭和60年(1985年)に定めた「金沢市基本構想」——ここに掲げた3つの理念を、金沢は約40年間、市政の最上位の基本理念として受け継いできました。令和5年の新しい都市像も、この3つを「引き続き継承する」と明記しています。
都市像はこれを「金沢の歴史や個性、価値観などを礎とした普遍的な考え方」と表現しています。市長が代わっても、時代が変わっても、この3本の柱は動かさない——という宣言です。特に「市民主体」が一番目に来ていることは、市民として覚えておく価値があります。
※出典:金沢市都市像「未来を拓く世界の共創文化都市・金沢」全文(1 趣旨・基本構想の三理念の継承を明記)、金沢市基本構想(昭和60年策定)。
金沢市の役割は、市境の内側で終わりません。金沢は白山・かほく・野々市・津幡・内灘とつくる「石川中央都市圏」の中心市として、圏域ぐるみの行政を引っぱる立場にあります。
出典:金沢市企画調整課「連携中枢都市圏について」(4市2町・連携協約・ビジョンの毎年度改訂)、白山市・野々市市の公式サイト(2016年3月28日の協約締結式・制度の3つの役割)、金沢市企業局資料(圏域人口約72.8万人〔平成27年国勢調査〕・面積約1,430平方キロ・上下水道広域連携ビジョン2017年2月策定)、金沢市「令和8年度予算概要」(脱炭素補助6,700万円・広域急病センター・子育てアプリ・婚活・教育支援センター連絡会・歴史遺産活用の各事業)、総務省「多様な広域連携」・経済財政諮問会議提出資料(令和6年11月・連携中枢都市への普通交付税措置〔圏域人口に応じて算定〕と特別交付税措置)、(公財)金沢健康福祉財団「法人の経営状況の報告」(議会報告・令和4〜6年度決算。急病診療事業の利用者5,566→7,619→8,847人・令和6年度費用133,169千円)。
※出典:金沢市調査統計室(住民基本台帳人口・世帯数)、金沢市道路管理課(道路現況)、令和3年経済センサス-活動調査(石川県結果概要)、金沢市公式サイト、ユネスコ創造都市ネットワーク。人口・世帯は毎月更新されるため、最新値は市の統計ページで確認できます。
金沢市には市営の動物愛護管理センター(才田町)があります。あまり知られていませんが、ここは「殺処分ゼロ」を公式に掲げた施設です。
※出典:金沢市動物愛護管理センター「殺処分ゼロをめざして!」ほか市公式ページ。
5年に1度の国勢調査(令和7年10月1日時点)の速報値が公表されました。金沢のいまを測る、いちばん基本の数字です。
※このサイトでは人口は国勢調査(5年に1度・実際に住んでいる人を数える全数調査)の454,071人を基準にしています。住民登録ベースの住民基本台帳では毎月更新で約44万人と、集計方法の違いで少しずれます。
出典:金沢市調査統計室「令和7年国勢調査結果 速報」(令和7年10月1日時点の速報値)。確報値は総務省統計局が令和8年9月頃公表予定で、速報値と相違する場合があります。1世帯あたり人員は人口÷世帯数から算出。
金沢市は人口ビジョン(平成27年策定・令和2年改訂)で、施策によって人口減少を食い止める目標を掲げています。上の国勢調査速報と突き合わせてみましょう。
出典:金沢市人口ビジョン【改訂版】(令和2年3月、企画調整課)、金沢市「人口動態の現況について」(総合戦略会議資料・パターン②推計値461,297人/2025年ほか)、「金沢市人口ビジョンの改訂について」(令和6年度資料)、社人研「日本の地域別将来推計人口」(2018年推計453,493人/2025年)、令和7年国勢調査速報値454,071人。
金沢のイメージは城下町と兼六園。でも地図を引いて見ると、このまちの本当の姿は「森のまち」です。公園と森林、2つの緑のデータをまとめました。
出典:金沢市森林再生課「金沢の森林」(市域46,864ha・森林28,142ha≒60.1%・国有林6,470ha/民有林21,672haは内訳合計を検算済み)、同「森林再生施策」(手入れ不足の記述・森づくり条例H15・木材利用方針・森林環境譲与税の使途公表)、緑と花の課「よくある質問」(都市公園585か所・約594.6ha・1人あたり12.99㎡=5,952,000㎡÷458,005人、市の掲載計算式を検算済み)、市キッズページ「金沢市の公園」(卯辰山公園は大正3年開園)。
市の監査委員が令和7年度、テーマ監査(行政監査)で公園の維持管理を丸ごと調べました。緑と花の課が管理する公園・緑地は862か所・345.5ha(都市公園578+緑地など284・令和7年8月末の管理分)。その裏側のデータです。
出典:金沢市監査委員「行政監査結果報告(公園・緑地の維持管理について)」(令和8年3月23日公表・監査対象は緑と花の課。管理862か所345.5ha〔都市公園578・319.2ha+都市公園以外284・26.3ha、令和7年8月31日現在〕、愛護団体365団体・愛護公園482か所、報奨金基準〔基本12,000円・自主管理100㎡3,600円・令和3年度改定〕と報奨金総額20,848,270円、維持管理経費計1,333,534,408円〔令和6年度・樹木等維持管理委託58.3%〕、愛護団体のみ管理58.8%→45.9%、高齢化・新規加入者減少の記述、通報・要望1,314→3,771→2,746件(報告書は「2.05倍」と記載していますが、2,746÷1,314=2.09倍のため本節は「2倍以上」としています)、設置30年以上約6割・10年後約8割、長寿命化計画〔令和5〜14年度・15,451施設・年次計画合計1,019,079千円〕と令和5年度33,616千円超過、トイレ89/456か所、1人あたり13.4㎡と中核市平均11.2㎡、監査結果と意見2件はすべて同報告より。構成比1.6%=2,084万÷13.3億は当サイトの計算)。※上のカードの都市公園585か所・約595haは市サイト「よくある質問」掲載の市内の都市公園の数字で、本節の578か所・319.2haは「緑と花の課が管理する都市公園」の数字です(集計の範囲が異なります)。
市域の6割が森、というのは上で見たとおり。ではその自然を守る「設計図」はあるのか——あります。担当は環境政策課。金沢は環境を守る計画と条例を、実は早くから持っていました。
※出典:金沢市公式サイト(環境政策課「金沢版生物多様性戦略」「金沢市環境基本計画(第3次)」「環境審議会」「業務概要」)、金沢市環境保全条例(第21条・環境審議会)、環境基本法第44条。環境基本計画の第1次策定は平成11年3月。
※出典:金沢市「金沢の歴史(通史)」、金沢市史年表、石川県公式サイトほか。
加賀藩祖・前田利家が1583年6月14日に金沢城へ入城した偉業を記念して、毎年6月の第1土曜日を中心に3日間ひらかれる金沢最大のまつり。主催は金沢百万石まつり実行委員会(金沢市+金沢商工会議所)です。
※出典:金沢百万石まつり公式サイト、金沢市観光政策課、Wikipedia(まつりの沿革)。お金の詳細は現時点で未確認のため、確認できた事実だけを書いています。
2015年、北陸新幹線の開業に合わせて始まった市民マラソン。兼六園・金沢駅・ひがし茶屋街などまちの名所をめぐる42.195kmで、エイドでは金沢カレーや和菓子も食べられます。主催は金沢マラソン組織委員会(石川県・金沢市・北國新聞社・陸上競技協会など)。
※出典:金沢マラソン公式サイト(募集要項)、金沢マラソン組織委員会の発表(経済効果)、MRO北陸放送の報道(応募者数・参加料値下げ)、東京マラソン財団・大阪マラソンの公開決算(大会運営費の一般的な構造)。
当サイトが情報公開の手続きでマラソン推進課から提供を受けた、金沢マラソン組織委員会の収支決算3年分です(組織委員会会議は公開で開催・その会議資料)。
出典:金沢マラソン組織委員会「令和5〜7年度 収支予算・補正予算・収支決算」(市マラソン推進課からの情報提供・2026年8月受領。組織委員会会議〈公開開催〉の資料。総事業費=大会総支出:第9回469,605,614円・第10回578,477,223円・第11回557,154,889円、第11回収入=参加料239,568,380円・協賛金206,285,337円・自治体より委託金等111,000,000円・剰余金の繰越等を含む合計604,293,187円、剰余金93,980,527円→68,933,937円→73,809,901円。収入合計・剰余・繰越の連鎖は当サイトで検算し全一致)。市の支出9,100万円(91,000千円・3年間同額)はマラソン推進課の回答による。
出典:金沢市「令和6年度一般会計歳入歳出決算事項別明細書」(令和7年12月定例月議会で認定)
金沢が「文化都市」と呼ばれる、その中身。加賀百万石の前田家は、戦ではなく文化に力を注ぎました。その政策が生んだ工芸と芸能は、いま金沢の「真の実力」になっています。
※出典:金沢市観光協会「金沢一期一会」、金沢市公式サイト、ユネスコ創造都市ネットワーク、石川の伝統工芸。26業種・人間国宝数は観光協会公表資料に基づきます。
「文化のまち」と言うけれど、実際いくつあるのか。市の公式一覧から数えました(指定は令和7年3月21日現在・登録は令和8年2月10日現在)。
出典:金沢市文化財保護課「金沢市の文化財」(指定文化財=令和7年3月21日現在: 有形374件〈建造物70・絵画74・彫刻25・工芸品117・書跡典籍31・古文書16・考古資料16・歴史資料25〉・無形7件・民俗24件〈有形11・無形13〉・史跡名勝天然記念物45件・伝統的建造物群4件・文化的景観1件・選定保存技術2件=計457件〔市235・県146・国73・国宝特別3〕。国登録文化財=令和8年2月10日現在130件〈建造物127・有形民俗1・記念物2〉。市指定保存建造物39件。各表の縦横の合計は当サイトで検算し一致。626件は当サイトの合算)。
金澤町家=昭和25年(1950年)より前に建てられた木造の建築。これが並ぶことで「金沢らしい風景」ができています。でも、保全条例後の5年間だけで約550棟が消え、いまも解体の届出だけで年30件超(→空き家と町家に実データ)。
※出典:金沢市歴史都市推進課「金澤町家の保全と活用」、金澤町家情報館。
石川県の銭湯組合の名前、知っていますか。その名も「石川銭湯王国」。冗談みたいですが、公式名称です。そして王国を名乗るだけの歴史があります。
※出典:石川県公衆浴場業生活衛生同業組合「石川銭湯王国」、金沢市観光協会、石川県(入浴料金統制額)。料金・営業状況は変わります。
出典:金沢市文化財保護課「国指定・選定文化財一覧」、文化庁の指定件数(国宝約1,144件・重要伝統的建造物群保存地区129地区・重要文化的景観73件)、重要無形文化財保持者数は2025年7月時点。
令和7年、市が市民に文化芸術について聞きました(回答193人)。「文化都市」の看板を、市民の側から見た数字です。
出典:金沢市eモニター制度「金沢の文化芸術についてのアンケート」(令和7年9〜10月実施・対象250人・回答193人・回答率77.2%、文化政策課)。
加賀友禅・九谷焼・金沢箔…17品目を数える工芸のまち。その足元を市民に聞いた結果(回答185人)は、誇りと距離感が同居しています。
出典:金沢市eモニター制度「金沢の工芸についてのアンケート」(令和7年12月実施・対象250人・回答185人・回答率74.0%、クラフト政策推進課所管)。自由記述は公表資料の原文どおり。
文化都市の土台は、実は図書館かもしれません。玉川・泉野・海みらい・玉川こども・城北・近世史料館——市立図書館ネットワークの令和5年度の記録です。
出典:金沢市図書館「金沢市図書館概要」統計(令和5年度。入館者数971,250人は館別掲載値の合計〈玉川216,982・城北68,092・泉野330,136・玉川こども129,006・海みらい227,034、玉川は近世史料館含む〉・登録者168,821人・郵送貸出等サービス実績)、蔵書約172万冊・年間貸出約188万冊はWikipedia「金沢市図書館」(2023年度統計として同概要を引用)より。
※出典:金沢市公式サイト「金沢の伝統文化」、石川県伝統工芸、金沢市観光協会。国指定の伝統的工芸品は金沢箔・加賀友禅・九谷焼など。
※出典:金沢市公式サイト(加賀宝生・加賀万歳の文化財指定)、金沢能楽会、石川県。「中学生全員が能楽鑑賞」は金沢市の実施事業です。
金沢には「三つそろって一人前」というものがいくつもあります。全国の三本指に金沢が入るものも、金沢の中で三つそろうものも。ぜんぶ出典のはっきりした話だけを集めました。
出典:金沢市観光協会、金沢おどり公式、各店公式、総務省統計局 家計調査。「三大料亭」などは呼び方が定まっていないため、ここには載せていません。
実は金沢市は、美しい眺めを楽しめる場所を「眺望点」として公式に15箇所指定しています(景観政策課)。まちの眺めそのものを守るべき財産と考えている、金沢らしい制度です。ここでは代表的な絶景スポットを紹介します。
出典:金沢市景観政策課「眺望点」、金沢市観光協会、石川県庁(19階展望ロビー施設案内)、石川県観光連盟「ほっと石川旅ねっと」。開放時間などは変わることがあります。
子ども1人が18歳になるまでに、社会はいくら出しているのか——国の統計と制度から、現金でもらえるお金と学校で使われる公費を積み上げてみました。
教科書代の話ではありません。先生の給料・校舎・光熱費・給食補助まで、公立学校の運営にかかる公費ぜんぶを、子ども1人あたりに割った数字です(令和5会計年度・文部科学省「地方教育費調査」ベース=算定方法は下の注記参照)。
※算定方法:学校の公費は文部科学省「地方教育費調査(令和6年度調査・令和5会計年度)」の学校教育費(小学校6兆1,242億円・中学校3兆3,520億円・高校全日制2兆3,130億円)を「学校基本調査(令和5年度確定値)」の公立在学者数(小593万人・中290万人・高190万人)で割った1人あたり年額。高校は全日制の経費を全課程の生徒数で割った控えめの値。現金給付は健康保険法(出産育児一時金)・こども家庭庁(児童手当・妊婦等包括相談支援)の現行制度による。高校授業料の実質無償化(高等学校等就学支援金)は、地方教育費調査の「補助活動費」に含まれるため、二重に数えないよう学校の公費の側に一本化した。児童手当の総額は誕生月により約234万〜244万円の幅があり、本カードは少なめの側で数えている。第3子加算・多子カウント(上の子が22歳年度末まで)はこども家庭庁の現行制度による。金額は概数。
社会が出すお金の鏡うつしで、保護者が実際に払うお金にも国の公式統計があります。文部科学省「子供の学習費調査」(令和5年度・最新)——学校に払うお金+給食費+塾・習い事までぜんぶ込みの実額です。
※出典:文部科学省「令和5年度 子供の学習費調査」(令和8年1月公表)。学習費総額=学校教育費+学校給食費+学校外活動費(塾・習い事等)。15年間の額は各学年の平均年額の単純合計。
当サイトが情報公開の手続きで保育幼稚園課から提供を受けた、市の実データです。「保育園に入れない」問題はどうなっているのか——結論から言うと、金沢は国の定義の待機児童が5年連続ゼロ。そして今起きているのは、逆の現象です。
出典:金沢市保育幼稚園課からの情報提供資料「保育の受入れ状況(待機・保留児童)」(2026年7月受領)。各年度の待機児童数・入所保留児童数、認可保育所・認定こども園等の施設定員と入所児童数(年齢別)。数値は保育認定・教育認定、管内・管外受託の合計。
金沢のお寺と神社は、なんとなく建っているのではありません。まちの始まりも、まちの防衛も、まちの名前の由来も——ぜんぶ祈りの場所と結びついています。
出典:金沢市観光協会「金沢旅物語」(三寺院群)、石川県神社庁、各神社の社伝・由緒(創建年は伝承を含みます)、金沢市文化財保護課「国指定・選定文化財一覧」(重要文化財)。
※出典:石川県警察本部「主な刑法犯の認知と検挙状況」(令和7年)。
※出典:金沢市「交通事故統計」(令和6年)、公益財団法人交通事故総合分析センター(ITARDA)の全国分析。
金沢市消防局が公表した2025年(令和7年)の確定統計。火事のまちの記録と、救急のリアルです。
出典:金沢市消防局「2025年 火災・救急・救助統計」(確定統計。火災64件・出火原因・死者3人・損害額102,589千円・救急24,645件/搬送20,990人/急病68.2%/不搬送15.1%・救助出動228件・10年推移の災害件数1,121→2,663件はいずれも同統計の掲載値)。消防年報(令和6年版ほか)も消防局サイトで公開。
市の監査委員が令和5年度、テーマ監査で救急業務を丸ごと検証しました。上の最新統計の「背景」が読める報告書です。
出典:金沢市監査委員「行政監査結果報告(救急業務について)」(令和6年3月21日公表・対象は消防局消防総務課・警防課。救急業務費663,088千円〔人件費630,140・車両資機材16,080・燃料4,675・消耗品12,193〕と1件あたり約3万1千円〔÷21,251件・報告書掲載の算定〕、救急隊11隊・隊員98人・救命士64人、平成18年8隊からの増隊経緯、整備指針の12隊基準、出動60.4%増と全国37.0%増、現場到着8.8分/全国9.4分・収容36.5分/全国42.8分〔令和4年〕、搬送困難205→255→612件、休憩時間中出動年132時間と70.3%増、多言語アプリ〔平成28年運用開始・英中韓仏伊露蘭葡西泰〕、NET119、監査結果「適正」と意見2件はすべて同報告より)。
政治や経済のニュースに出てくる「???」なことばを、やさしいことばで解説します。気になることばをポチッと押すと、意味が出ます。上の「ふりがな」ボタンで読みがなも付きます。
市役所や議会は、1年のなかで決まったリズムで動いています。「今の時期は何が動いてるか」が分かると、市政がぐっと身近になります。金沢市議会は毎年3月・6月・9月・12月に定例月議会を開きます。
※議会の具体的な日程は年によって変わります。正確な日程は金沢市議会「市議会日程」でご確認ください。祭り・イベントの日程も年によって変わります。
このサイトは、公に公表されている数字だけを載せています。推測で数字を書くことは、しません。だから、どうしても「分からない」ことが残ります。それを隠さずに、ここに並べます。
これらは市に情報公開請求をすれば、分かる可能性があります。請求のしかたは「市民の権利」のページに書きました。もし誰かが取り寄せたら、ここに載せます。
かつて上のリストに並んでいた「分からないこと」です。解決しても消しません——歩みそのものだからです。
※このリストは随時更新します。分かったことは本文に反映し、下の「解決済みリスト」へ移します——消しません。解決の積み重ねも、このサイトの歩みだからです。
金沢の政治や行政は、情報がありすぎて、どこを見ればいいのか分かりづらい。その結果、市政に興味を持ちにくくなっています。だからこのサイトは、市政をできるだけガラス張りにして、だれもが金沢のいまを知れる場所を目指します。
私たちは、良い悪いの判断をしません。事実をわかりやすく整理して届けるだけ。どう考えるかは、市民のあなたにゆだねます。
実は、「何を載せるか」を選ぶこと自体が、ひとつの編集判断です。完全に中立なサイトは世の中に存在しません。だからこのサイトは、判断を消すのではなく、判断の基準を公開することで中立に近づきます。
このサイトは金沢市の公式サイトではありません。金沢に住むひとりの市民が、公開されている資料を手で写してまとめた、非公式のサイトです。
数字や制度は、年度がかわると更新されたり、あとから見直されたりします。ここに載せた内容も、古くなっていたり、写しまちがいが残っていることがあります。大事な判断をするときは、各ページに書いた出典(もとの資料)や、金沢市の公式発表で、もう一度たしかめてください。
このサイトの内容を使って行動した結果について、運営者は責任を負いかねます。気づいたまちがいは、下の窓口から教えてください。確認して直します。
このサイトは、236頁の決算書や307枚の開示資料を、ひとつずつ手で写して作っています。正確さには本気で取り組んでいますが、この分量でミスがゼロとは言い切れません。数字の誤り・古くなった情報・リンク切れ——気づいたことがあれば、下のフォームからそっと教えてください。確認して、直します。あなたの一言が、このサイトを金沢いちばん「確かな地図」にします。一緒に、よくしていきましょう。
このサイトを信じる必要はありません。すべての数字には元の資料(一次資料)があります。疑ったら、原本へ。それがいちばん強い確かめ方です。